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「健康落語」のお勧め

2010年07月31日
先週、区の特定健康診査を受けるため、昼食を抜き、猛暑の中を出かけた。
受付後、廊下に置かれた血圧計で血圧を測り、血液検査、尿検査、胸のレントゲン、
心電図、眼底検査、身長体重、腹囲計測と、あっという間に終わった。

2年前から、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)該当者やその予備群を
早期に発見するために腹囲の計測が始まったらしい。メタボの条件は、腹囲だけでなく、
高血糖、脂質異常、高血圧が関係するといわれるが、検査結果が気になる。
腹囲の数値と、心電図検査中の「普段、胸が痛むことないですか?」という質問は、
ショックだった。また異常波が出ているようだ。

午後の検査を終えて、成城学園駅(小田急線)に向かった。
夕方5時、駅に集まったのは、Y夫妻、Sさん、Uさん、中国語の同学Kさんと私の6人。
Y夫妻にお誘い頂いた「立川らく朝@健康落語」(於 成城ホール)で笑うことになっていたのだ。
開演前に、成城ホールのレストランでゆっくりと夕食。
6時に整理券配布、6時半に開場。前から3列目に6人並んで、開演を待った。

実は、この落語の会の10日ほど前、TBSラジオにらく朝氏が出演。「―らく朝健康噺―
笑いの診察室」という本が紹介された。早速、図書館にネット予約をし、翌日、この本を
借りてきた。「噺家と医者の二足のわらじ。らく朝、笑いを処方する!」という内容だが、
1日で読んでしまったので、「笑えば治る 健康ひとり語り」も借りてきた。

認知症、糖尿病、高血圧症、メタボ、たばこ好きへの処方箋が書かれているが、
もっとも衝撃を受けたのは、タバコの害についての話だ。
タバコに含まれるニコチンの害、いや、毒性は青酸に匹敵する。20本入煙草を持ち歩く人は、
大人10人を殺せるだけの毒物を持ち歩いていることになるのだとか。
さらに、タバコを吸う家庭の子どもの尿からは、ニコチンが普通の何十倍も検出され、
子どもたちには発育不良、知能異常、情緒障害などが多く見られることも検証済みとのこと。

タバコを吸っていた息子は、ゆうゆうが生れる前にやめたが、りんりんのパパは、室内で
吸っている。りんりんが心配になって、娘にタバコの害の頁をコピーして渡してはみたが・・・。
私の周りをみると、絵や中国語のお仲間は、タバコをきっぱりやめた方ばかりなのだが、
親戚にはりんりんのパパのほかにも、「止める気はない!」人が多いのはなぜだろう。
ごんさんも、義弟や甥もだ。父も入院する前まで吸い続けた。

 健康落語

話は「らく朝@健康落語」に戻るが、実に盛りだくさんの内容だった。
最初の演題「爆笑医学事典」は4回目だそうで、今回は「え」のつくことば。「エクササイズ」
「LDLコレステロール」「エストロゲン」などについての噺。
1つ目の健康落語は糖尿病がテーマの「内緒のパーティ」。4人の糖尿病の入院患者が、
飲食禁止のそれぞれの「大好物」を前に、消灯後の病室でのパーティを計画するが・・・。
笑いながらも、糖尿病の恐ろしさをあらためて知った。
休憩後、質問コーナーがあり、2つ目の健康落語は、ウォーキングの勧めがテーマ。

質問をした人には、抽選でオリジナル手ぬぐいが当るという。Sさんと私は質問用紙を提出した。
彼女は、「今年はお正月からツイテいて、○○が当ったし・・・今日も当るような気がする」と
自信たっぷり。
らく朝氏への質問は、「心不全はあるのに脳不全って言わないのはなぜ?」とか、
「なぜ落語家になった? 医者の将来に希望がなかったのか?それとも頭の病気?」と
いったものもあったが、まじめな質問にも面白おかしく、わかり易い答えが返って来た。

何問かの回答が終わると、いよいよ6枚が選ばれる。「1枚目は~と、16番」。「はい!」
Sさんが手を挙げた。手ぬぐいが当ったのだ。彼女の喜び様と言ったら大変なものだった。
聴診器がデザインされた藍の手ぬぐい。次回こそ当てよう!というわけではないが、
8月末の「健康落語」の前売券を買った。
「落語の効用」は副作用もなく、「笑えば心身ともに元気になる」ことは間違いない。

翌日、Uさんオススメの「志ん生」落語のCD(2009年)を図書館で借りてきた。
昭和40年頃の録音で、おまけに「1曲目に音とびあり」というものだったが、
聴き入ってしまった。落語に誘眠の効果を期待したのは間違いだった。
つれづれ

多摩川「タマゾン川」と化す

2010年07月30日
東京と神奈川の境界を流れる多摩川の中・下流域で、外来魚が次々と見つかっている。
今や、多摩川は「タマゾン川」と呼ばれるほど、熱帯アマゾンの生物が増えており、その種類も
ブラックバスやブルーギルの他、グッピーやエンゼルフィッシュなどの観賞用熱帯魚から、
ピラニアやアロワナなど、約200種に上るそうだ。ガーパイクなどという、1mもある
大型熱帯魚まで見つかっているそうで、ほとんどが勝手に放流されたペットたちだ。

一部は繁殖し、水温が比較的高い処理場付近で越冬しているらしいが、困ったことに、
外来魚は、在来種のエサである昆虫や藻を食べ尽くし、アユやフナまでも食べてしまう。
在来種のナマズはまだ健在らしいが、ライギョやタイワンドジョウは激減したとか。
高度成長期に家庭排水の垂れ流しで水質悪化が深刻化したが、下水道や下水処理場の整備が
進んで、水質が改善され、10年ほど前からアユが遡上するようになった。(多摩川のあさり

      ガス橋付近
                  多摩川 丸子橋付近      大田区

「タマゾン川」と呼ばれるほどに、外来種や熱帯魚などが増殖した要因の1つとして、
シャワーや食器洗い機など温かい家庭排水が増え、約60%が下水処理水といわれる
川崎市付近の多摩川では、水温が大幅に上昇(20度前後)するなど、都市環境の変化にも
問題があるそうだ。

観賞魚ブームを背景に、飼育しきれなくなって捨てられた魚が、越冬するケースもある。
見かねた地元住民は、魚を引き取って飼育先を探す「おさかなポスト」を設置して、
放流しないよう呼びかけている。このポスト(奥行7m、幅4m)があるのは、多摩川沿いの
公園(川崎市多摩区)で、5年前、川崎河川漁協のいけすの一角に設置されたという。
おさかなポストには、春の引っ越し時期を中心に、年間約1万匹が寄せられるという。
いったん保護した後、趣旨に賛同したポストの会員や学校に引き取ってもらうのだとか。

        ガス橋
                 多摩川  ガス橋付近    大田区 

猫や犬などのペットだけでなく、熱帯魚などの魚たちも無責任な飼い主の犠牲になっている。
飼えなくなったペットがかわいそうだからといって、川や池に放流するのは、人間のエゴだ。
日本の海水浴場に危険動物に指定されているワニガメが現れ、日本の川にいるはずのない
北米最大の淡水魚アリゲーターガ―が、大田区の呑川で発見され、捕獲されたという。

多摩川にアユが戻ってきたと喜んでいたのも束の間、「タマゾン川」になってしまったとは!
私が子どもの頃から親しんできた、小魚が群れ、小鳥が囀る、身近な多摩川だったのに。  
つれづれ

今も残る「看板建築」

2010年07月29日
渋谷道玄坂を通る度に、気になっている廃店舗の一群がある。(変わり続ける渋谷駅周辺
どうやら、この店々のつくりは、「看板建築」と呼ばれる建築様式らしい。
「看板建築」とは、関東大震災の後、商店などに用いられた建築様式で、ほとんどは名もない
大工棟梁が建てたもので、学問的に考察されることはなかったが、建築史家の藤森氏が着目、
命名したものだという。

     渋谷
               姿を消すのも間近?      渋谷区道玄坂

典型的な「看板建築」は、木造2階建ての店舗兼住宅で、屋根裏部屋を造り、軒を前面に
出さずに建物前面を平坦にして、モルタルや銅板で仕上げ、自由なデザインの装飾をつけた。
平坦な壁は、看板や広告スペースとして用いられるものではないが、ちょうど看板のように
見えることから「看板建築」と呼ばれた。

江戸時代以来一般的だった店舗兼住宅は、軒を大きく前面に張り出した「出桁造」と
呼ばれるものであり、立派な軒が商店の格を示していた。
関東大震災後の復興では、土地区画整理事業を実施し、街路拡幅のために敷地面積を
減らさざるをえず、軒を出すのは不利であった。また、耐火性向上のため、建物の外側を
不燃性のモルタル、銅板などで覆う必要があった。
(Wikipedia)
外からは洋風に見えるが、店の中に入るとタタキの奥に茶の間があるような、昔ながらの
間取りがほとんどで、屋根裏部屋も敷地面積が狭くなったための苦肉の策であったとか。

この「看板建築」という言葉は、以前、旧東海道品川宿のスケッチに行ったときに、
「まち歩きマップ」で初めて知った。「看板建築のメッカ、ゼームス坂」とあった。
「看板建築」とはどんなものか想像がつかなかったが、実際に見てみると、随分昔だが、
品川宿でこういった建物を描いたことがあったことを思い出した。
異なる時期に、偶然同じ建物を描いた絵が2枚あった。
昨年のスケッチ会のとき行ってみたが、以前と変わらずにあったので、とても嬉しかった。
    
  品川
               昔の面影が残る店     品川区 旧東海道

昨年春、築地2丁目の交差点を通りかかったとき見た「食鳥鶏卵会社」の店舗も、
この「看板建築」だろう。創業明治35年というが、ガッシリとした3階建だ。
小売もしているようで、ちょっと覗いた店内は活気があった。

       築地
               宮川食鳥鶏卵株式会社   中央区築地

     本郷 大岡山
               文京区本郷                目黒区大岡山

「看板建築」は、「江戸東京たてもの園」(小金井市)に移築されたり、登録有形文化財として
保存されているそうだが、現在も主として東京を中心に広い範囲で見られる。
だが、老朽化が著しく、急激に減りつつあるといわれる。
この1年の間に、偶然出会った看板建築だが、渋谷道玄坂の建物群を除けば、すべて
高いビルに囲まれながら、今なお、現役で頑張っていた。
旅・散策・イベント

とうもろこしの絵

2010年07月28日
たまに通る近所の児童館の庭の一角に、トマトやトウモロコシが実をつけている。
トウモロコシ(玉蜀黍)は、米や麦と並ぶ世界三大穀物の一つ。
穀物として人間の食料や家畜の飼料となるほか、コーンスターチや油、バイオエタノールの
原料としても重要で、年間世界生産量は6億㌧に達し、そのうち約4億㌧が飼料、
約2億㌧が人間の主食として利用されるという。(Wikipedia)
地方により様々な呼び名があり、トウキビ(唐黍)、トウミギなどと呼ぶ地域もある。

気功の楊先生は、いつも、トウモロコシの素晴らしさについて話をされる。
トウモロコシは老廃物を排出し、胆汁を増やす働きがあるそうだ。胆汁が増えることで
肝臓の負担を緩和することができるのだという。トウモロコシの実を食べたあとの、
芯の部分を輪切りにして、米と一緒に炊くと、栄養たっぷり。ご飯も美味しくなった。
ヒゲの部分を捨てずに、10分ほど煎じて飲むと、新陳代謝を高める効果があるというが、
こちらはまだ、試していない。

先週の朝早く、群馬県の赤城山麓からたくさんのトウモロコシが届いた。呉さんからだ。
泉州(中国福建省)出身の彼とは、考えてみると随分長いお付合いになる。(呉さんのこと

呉さんは、沼田市(群馬県)で奥さんの林(ling)さんと愛息のU君の3人で暮らしている。
故郷で林さんと挙げた式にはK同学と2人出席し、沼田市の病院でU君が生れたときには、
S同学とお祝いに駆け付けた。そのU君も先週、満3歳になった。

クール宅急便で届いた箱の中には、大根やピーマン、どっしりしたキャベツのほか、
トウモロコシが20本以上も入っていた。
この日、絵の集まりがあったので、皆さんにトウモロコシと大根をお裾分けできた。
昨年もトウモロコシを送っていただいたが、絵の集まりは終わった直後だったと思う。        
とうもろこし
とうもろこし*
                  数年前のスケッチ*

トウモロコシは、夏のモチーフとしては最適。何度かスケッチしている。
最近は、黄色粒と白色粒が混ざる新しいタイプの品種もあり、この品種は、黄色系のものより
さらに甘く、種皮が軟かいため、滓(かす)が口に残らず好評なのだそうだ。

この日、学校が夏休みになったばかりの孫りんりんがわが家に泊った。
夕食後、一緒に10本以上のトウモロコシの皮を剥いて、大きな鍋で2回に分けて茹でた。
日記を書き、担任の先生に葉書を書くようにと、母親に言いつかっていた。
茹でたトウモロコシを前に置き、実は螺旋状に並んでいること、実の数はヒゲの数と同じと
(数えた人に脱帽)言われていることを話しながら。

     日記とはがき

日記の上半分に、籠にのった茹でトウモロコシの絵、下半分には、以前よりは読みやすくなった
字で「きょう、じっかにとまって、とうもろこしがとどいていました。さわってみたら、
つるつるで、たべてみたら、めもかがやくほど、おいしかったです。うれしいです」と書いた。
どうやら、母親同士の話を度々聞いたのだろう、母親の実家であるわが家は、自分にとっても
「じっか」だと勘違いしていた。
最近、彼がよく使う言葉ではないが、「これはあきらかにオカシイね」だ。 
彼の知合いを例に説明してみたが、わかってくれただろうか。 
身近な人びと

アメリカンスタイルのフィットネス

2010年07月27日
昨年暮から通い始めたフィットネスクラブ。週2度行ければいい方だが、何とか続いているのは、
近いこともあるが、予約なしに行けること、1コースが短時間ですむことだろうか。
25分間、筋トレと有酸素運動を交互にして、5分のストレッチをして、30分で終了。
コーチも含めてすべて女性だけというのも特徴だ。

昨年秋の中国語の授業でのこと。その日は「スポーツ」がテーマで、黄老師が通われている
フィットネス(千葉)とS同学が通われているフィットネス(川崎市)が同じだとわかって、
数年前テレビで見た、アメリカ生れのフィットネスが、すでに、日本にも来ていたことを知った。

S同学が通われているところは遠いので、わが家近くの店舗を調べて、体験利用後、入会。
先月、私にとってより便利なところに、新しく店舗ができたことを知り、移籍をした。
移籍してみると、それぞれの店舗で、独自の工夫がされていることがわかった。

マシーンによっては、顔の向きが大切になってくるが、「こっちを見て!」とばかりに、
壁に大きな「にこチャンマーク」が貼られていたり、足を載せる箇所に、大きな足の絵が
ついていたりと、一目瞭然だ。
ストレッチコーナーの壁には、「21時過ぎには食べない!」とか「体重2kg落とす」といった、
会員の目標や体験を書いた紙が所狭しと貼られ、これをチラチラと見ながらストレッチを行う。
筋トレ後のストレッチで、筋トレの効果が19%も増すと、確か、どこかに貼ってあった。
私は「筋肉をつけて基礎代謝アップ!」といったことを書いたような気がするが、
もっと頻繁に来なくては効果はないかなと思いながら、ストレッチを終える。

       点数券など                      

動きやすい服装、運動靴が必要だが、私は軽い携帯用のルームシューズで代用。
水とタオルは必需品だ。25分の間、「脈を各自で取る10秒間」が3回ある。

前の店舗では、ストレッチコーナーには、週変わりの3択クイズがあった。
その横に下がる冊子は、答えが書かれた頁が開かれていて、これを見ても構わないのだ。
「体の中には、毎日何個のがん細胞ができているでしょうか。①500個 ②1000個 
③5000個」といったものだ。コーチに「③番」と伝えると、「正解!1点どうぞ」と
「1点券」がもらえるのだ。
ほかにも、毎月行う「計測」をすれば「2点」、雨の日には「1点」といった具合だ。
あるとき、入口の前で見なれない女性に声をかけられた。「これからいらっしゃるの?
じゃ、一緒に入りましょう」と言われ、面喰ったのだが、これが「友連れ」とかいうもので、
友達と連れだって来れば、それぞれが「1点」もらえるというわけだった。
とにかく一定の点数を集めれば、Tシャツやオリジナルグッズと交換できるのだが、
ソックスと換えるのにもかなりの点数が必要で、私はすでに諦めてしまった。
だが、案外、こういったことが、励みになって、続けられるのかもしれない。
6つのD「でも どうせ できない だめ だって どうしよう」を言わないように!と
いうことも、壁に貼られてあった。

現在、通っている店舗は、スーパーマーケットの2階。客の少ない雑貨売場の奥にある。
このところ、テレビで盛んに取り上げられているが、空きスペースを利用して、
店舗数を増やしている会社だ。すでに地域に馴染みがある店にクラブを置くことで、
内装工事も要らずにすぐに展開できるのだとか。
テレビのインタビューに、「雑貨売場を通りながら安いものをチェックしておいて、
筋トレした帰りに買って帰るの」と答えた人がいたが、スーパー側にとっても
メリットは大きいようだ。

私は、いつもは電車を利用して行くことが多いが、先週、初めて自転車で行ってみた。
帰り道、電動自転車とはいえ、前と後ろの籠をいっぱいにして、坂道を上るのはきつかった。
なるべく、無理をせず、つづけていこうと思っている。
つれづれ

東日本、西日本の境目は?

2010年07月26日
今日は「土用丑の日」。この日には、うなぎを食べる習慣がある。   (土用丑の日) 
もともと上方の食べ物だった鰻が、江戸で食べられるようになり、18世紀末、味醂が
普及すると、蒲焼の味が確立したとされる。

関西と関東では、鰻の調理法が異なり、関西では「腹開き。蒸さずに焼く」のに対し、
関東では「背開き。蒸した後、タレにつけて焼く」ので、柔らかく、脂っこくない。
関西の川は、関東の川に比べて海までの距離が短く、流れも速く、身がしまった鰻がとれ、
脂を落とす必要がなかったという。もっとも、これは鰻が天然ものだった頃の話だが。

東京では、油揚げがのったうどんは「きつねうどん」で、蕎麦は「きつねそば」だが、
大阪では、油揚げがのったうどんを「きつね」、蕎麦を「たぬき」というらしい。
東京で「たぬき」といえば、うどんでも蕎麦でも揚げ玉がのっているのだが。
うどんや蕎麦に「きつね」や「たぬき」と動物の名がついているのは不思議な気もする。
こうした動物の名がついた食べ物に、初めて対面した外国人は面喰うのではないだろうか。

         蕎麦屋
              駅構内 蕎麦屋のメニュー   世田谷区

狐の好物の油揚げがのっているから「きつね」はわかるが、狸の好物が揚げかす??
私は、狸が天ぷらに化けそこなって、揚げ玉になったのかと思っていたのだが、
どうやら、天ぷらかと思って揚げ玉を食べようとすると、種は・・・?ということで、
「たねぬき」から「たぬき」になったという説もあるのだとか。

「東日本」では、強い塩味を「しょっぱい」と言うことが多く、「西日本」では「からい」
「塩からい」と言う地域が多いといわれるが、国立国語研究所などの調査によると、
「東日本」と「西日本」の言葉の違いの境界線は、静岡県の浜名湖付近を通っているらしい。

食べ物だけとってみても、西と東では、さまざまな違いがあるようだが、
「東日本」と「西日本」の境目はどこにあるのだろうか。「揺れる日本語 どっち 辞典」
神田龍之介 著)によると、分野によってまちまちで、一概には言えないそうだ。
地質学上は、糸魚川静岡構造線より東が「東日本」で、NTTの場合、富山、岐阜、愛知、
静岡県以西が「NTT西日本」のエリアだという。
家庭用電源の周波数は、新潟、群馬、埼玉、山梨、静岡は富士川あたりより東が
50Hz(ヘルツ)で、ほかは、60Hzだそうだ。これは、明治期に発電機が輸入された際、
「東日本」は50Hzのドイツ製が、「西日本」では60Hzのアメリカ製が広まったためという。

考えてみると、私の周りの親戚は、九州をのぞくと、すべて東日本に集まっているし、
関西人の知合いも少なく、関西出身といえば中国語でご一緒のS同学、1人ぐらいしか
思い浮かばない。彼女の中国語は、ちょっとした通訳には負けないほどだが、以前、故沈老師に
「あなたの中国語は関西風ですね」と言われて、びっくりしていたのを思い出した。
東西の物言いやイントネーションの違いは、外国語にも反映するものだろうかと驚いたものだ。
つれづれ

勘弁して! この暑さつづき

2010年07月25日
関東地方の梅雨も明け、「大暑」も過ぎた。まだまだ酷暑はつづく。
梅雨明け後、都心でも最高気温が35℃前後の日がつづき、熱中症で倒れて
病院に搬送された人も多いという。
熱中症は、字の通り、「熱に中る」ということで、熱波により主に高齢者に起こるもの、
幼児が高温環境で起こるもの、暑熱環境での労働で起こるもの、スポーツ活動中に
起こるものなどがあるという。孫たちも心配だ。

春先にしきりに「花粉の飛散量」の多寡を報じていた「健康天気予報」だが、いつもの
「関節痛予報」に加え、「熱中症」(5~9月)と「紫外線」(4~11月)予報が加わった。
梅雨明け後、週間天気予報を見ると、連日予想最高気温は30℃を超え、紫外線は「強い」、
熱中症に対して「厳重警戒」という日がつづいていた。
この酷暑の1週間が過ぎて、これからは少しずつ涼しくなるというのなら、我慢もするが、
クーラーに弱い私は、自分の体温と同じかより高い気温がつづく夏は、お手上げだ。

 6.126.12
               入梅前の空                     
            7.177.17
                          梅雨明の日

定期購読している月刊誌「人民中国」の「24節気養生談」(郭冷秋 文)の7月号に、
大暑の頃は、「無病三分虚」、病気でもないのに身体が弱るため、充分に水分を補給し、
気を補い「陰」を補う食品を食べて体力増強をはかることが大切だと書かれていた。
植物性蛋白質は豆類を、動物性蛋白質は乳製品のほか、適量の豚肉などを取る。
山芋、ナツメ、蓮根、キクラゲ、卵、牛乳、豆乳、蜂蜜など、どれも栄養を補う夏の食品だ。

ラジオで聞いたのは、暑い期間限定の「暑得プラン」を始めたホテルがあるのだとか。
宿泊日の前日の気温によって、いろいろなサービスが受けられるというもので、
25℃から29℃の夏日は、朝食無料+20階以上の部屋へアップグレードする。
30℃以上の真夏日は、さらにプラスして、チェックアウトを延長できるというものだとか。      
期間は?とみると、何と、9月末までだ。あと2ヶ月以上、暑さがつづくということか。

部屋のカーテンなどを寒色系の色に替えると、体感温度が3℃ほど下がるという。
朝夕打ち水をしてみたところで、涼しいのは一時で、やはり、暑いことには変わりない。
まだまだ、当分の間、猛暑に耐えなくてはならない。
つれづれ

夏に咲く花たち

2010年07月24日
夏に咲く樹の花、草の花はたくさんあるが、お気に入りの花は、何回もスケッチをした。
数年分の花のスケッチを集めて、構図を練り、本画にしたこともある。

立葵   アオイ科 
         7.2 2010.7.2

日比谷通りの日比谷公会堂近くの歩道脇に、色とりどりの立葵が咲き乱れていた。
地中海沿岸原産。高さ約2mになるが、強風には弱いらしい。
京都で毎年5月15日に行われる「葵祭り」の「葵」は、 この立葵ではなく、徳川家の紋所
として知られる「双葉葵」 という草のことらしい。

凌霄花のうぜんか)   ノウゼンカズラ科
            
         7.9 2009.7.9
                       鎌倉市 妙本寺

夏になると、高い木などに巻き登り、朱色のラッパのような花を咲かせるノウゼンカズラ。
「霄壤(しょうじょう)」という言葉の「霄」は大空の意、天を凌ぐというこの花の名が好きだ。
地に散り落ちた花も鮮やかでハッとするほど美しいと思う。     (凌霄花
昨年、鎌倉のいくつかのお寺の凌霄花を見て回ったが、ヒグラシの声を聞きながら見た
凌霄花は、東京で見るのとはひと味違う趣があった。 
今年、雨に濡れた石畳と散り落ちた花をモチーフにした本画に、「逝く夏」という題をつけた。

  すいれん科   
        7.28 2009.7.28
                      鎌倉市 鶴岡八幡宮

昨年訪れたいくつかの鎌倉の寺院で、あちこちで蓮の花が多く見られた。
仏教では、西方浄土の極楽は神聖な蓮の池と信じられていて、寺の境内に蓮の池が
作られるようになったという。
多くの仏典に「蓮華(れんげ)」の名で登場し、仏像の台座にも蓮の花弁の形がよく使われる。
蓮は「蜂巣(はちす)」の略。 実が入った花床の穴の様子が蜂の巣に似ていることから。
「蓮」の漢字は、種子が連なってつくことからだという。

アレチマツヨイグサ  アカバナ科
       8.5 2009.8.5
    
近所の空地の塀より高く伸びた「荒地待宵草」。3m近くある。昼から開花する(直径8cm)。
「待宵草」は、夕方開花する花(直径約3cm)は、翌日には赤くクシャクシャになる。
「大待宵草」は、夕方開花する(直径8cm)。別名「月見草」。

クサギ  クマツヅラ科
      8.15 2009.8.15

どこでもよく見かける樹だが、気づくのは、花が咲いたとき、そして、秋になって、
星型のガクに包まれた綺麗な実がなったとき。実の色はノブドウの実に似て白緑色、群緑など。
くちばし状に尖ったガクは赤紫色、白い5枚の花弁は、オシロイバナに似ている。
この枝を切ると、悪臭があるので、「臭樹」の名がついたらしい。   (ミニトリップ
花も実も写生をしたが、実の方は本画にしたことがある。    

風蝶草(クレオメ)  フウチョウソウ科
       8.28 2008.8.28

以前は、近所の空地でよく見かけたものだが、最近はあまりお目にかからないようだ。
スケッチもしたし、本画にもしたが、もう1度描いてみたい花の1つだ。   (風蝶草
植物など

涼を呼ぶ「噴水」

2010年07月23日
今日は24節気の1つ、「大暑」。暑さが最も厳しくなる。夏はこれからが本番だ。

    兎も片耳垂るる大暑かな   芥川龍之介

わが庭の猫たちは、短い耳をパタパタと動かしているが、これは、蚊を払っているようだ。

都立赤塚公園 板橋区
       赤塚公園

昨年、都営地下鉄のポスター「銀色の風景」で紹介された、銀鼠色の噴水。(「銀色の風景
噴水の周りのジャブジャブ池は、夏休み中は開放されるそうだ。

都立日比谷公園 千代田区
                       「大噴水」 
   大噴水
  大噴水

5月のみどりの日、野外小音楽堂へオカリナの演奏を聞きに行った。大噴水がよく見えた。
6月のスケッチ会の日、霞が関寄りにある「郷土の森」に寄った。
ここには「鷗の噴水」がある。「うかぶ雲、海鳥たちの訪れ、時の流れを告げる古い貝殻」と、
銅板に刻まれていた。
                      「鷗の噴水」
        カモメの噴水

カレッタ汐留 広場  港区 
                      「亀の噴水」
        亀の噴水
        亀の噴水
        亀の噴水

ここの噴水アートは 午前10時~午後10時の毎正時に始まると書かれていた。
私の大好きな画家の1人、中国福建省生れの蔡國強の作品だそうだ。
どんな噴水なのか知りたくて、全景が見下ろせる、シティセンター2階のスタバに入った。
ガラス張りのカウンターに陣取り、コーヒーを飲みながら、その噴き出す瞬間を待った。
2時になると、あちら、こちらと、アットランダムに水煙が上がり始めた。
ほんの数分間だったが、特等席でショーの一部始終を見て充分に満足した。
旅・散策・イベント

ミケの子は4匹だった

2010年07月22日
わが庭の猫たち、といっても、わが庭で生れたチビの子どものうち、毎日顔を見せるのは、
2歳のトラと秋に3歳になるケシくらいになった。
2歳のアミが、わが家の近くでウロウロしているのを何度も見かける。どこかの家で
餌をもらったりしているのだろう。わが庭にひょっこりやってくることもあるが。

この1年、さいとうさんは、ケシたちの親戚猫ラスカルミケの捕獲を何度か試みたが、
うまくいかず、昨年、彼らは揃って子どもを産んだ。    (子猫2匹 デビューす)   

    クロシロ
                   生後3か月頃のクロとシロ
   
ラスカルの子育てについては不明だが、ミケが昨年夏に生んだシロクロ
すっかり大きくなり1人立ちした。彼らの教育係だったククは、手持無沙汰だ。

        ミケ
                    出産間近のミケ

今年5月、再び、ラスカルが出産。その1週間後、ミケも出産したようだった。
7月になって、ラスカルとその子たちをみたときは、嬉しかった。 (ラスカルの子育て

ラスカルの子を見た6日後、北側の物置付近で、ミケの子をみかけた。
最初は2匹、次の日は3匹、そして、4匹になった。様子を見ながら連れてきたのだろうか。
彼らは、ラスカルの子によく似ていた。ごんさんが、共同で育てているのかな、と言ったほどだ。

              ミケと
              数年前に作った3階建の家に入った子猫たち

5mほど離れたところから、カメラを向けるのがやっとで、洗面所の窓から覗こうものなら、
サッと物置の下にもぐりこむ。ノラ猫の血が流れているだけあって、すばしこい動きだ。

      3匹
                      授乳中のミケ

              2匹
   遊び場

まだ、離乳していない子猫たち4匹を育てていくのは、大変な仕事だ。
今月半ば、夜遅く、南側で猫の唸り声がした。どの猫にどんなことが起こったのかは不明。
翌朝、いつものように、子猫の様子を見に行ったごんさんが、「子猫が1匹もいない!」と
戻ってきた。ミケさいとうさんのところに、いつものようにのんびりとしていたようだ。
ミケは、わが庭は危険だと判断したのか、子猫たちをより安全と思われるところへ
移したのだろう。
そのうち固形の餌を食べられるようになったら、兄たちのクロシロのように
南側にやって来るかもしれない。その時はきっと、ククが再び教育係として付き添って?
動物など

居酒屋の進化 発展!

2010年07月21日
この春から、孫娘たちの子守のために、阿佐ヶ谷(杉並区)へ度々行くようになった。
朝は急いでいるせいか、気づかなかったが、帰り道、JR阿佐ヶ谷駅近くまで来ると、
「全品270円 居酒屋」という、黄色い幟や看板が目に入った。
数年前までは、絵のお仲間と居酒屋に時々入ったものだが、300円でどんなものが
食べられただろうか。この全品270円は安い!と思った。

      270円居酒屋

居酒屋も様変わりしているようだ。いつだったか、材料費だけを支払い、自分で調理する、
といった居酒屋があるということをテレビで見たことがある。
退社後、仲間数人で来て、ワイワイ言いながら、自分たちが食べたいものを作っていた、
厨房で腕を振るっていたのは男性で、女性陣は食卓で待っている姿が印象的だった。

また、「焼酎タダ」という居酒屋も賑わっていたが、これは、口コミで伝わるので、
宣伝費はゼロで済み、採算は十分とれるのだそうだ。
因みに、2002年頃からブームになった焼酎だが、麦焼酎がさっぱりして飲みやすいと、
女性にも支持されていたが、昨年度の芋焼酎の出荷量が、麦焼酎を超えたそうだ。
種類も多い芋焼酎は、香りが高く、製造技術が上がり芋独特の癖が抜けたからだとか。

ところで、ちょっと変わった会員制の食堂が、横浜市と大田区蒲田にあることを知った。
昼どきなど、行列ができる店はよくあるが、蒲田駅近くで見かけたのは、本来は居酒屋だが、
昼は「にこまる食堂」と名を変える、「二毛作」の店舗だ。(二面、三面の顔を持つ店

会員には250円(年1000円の会費)で、非会員には300円(1回50円の寄付)で、
センターキッチンで仕込んだ、ランチを提供しているという。
いくら安くても、長い列に並ぶ勇気はないが、調べてみると、横浜市には、根岸駅、関内駅、
石川町など、5つの店があるそうだ。

250 にこまる食堂」は、ニートや引きこもりといった若者たちが、寮で共同生活を送りながら、
職場体験できるようにと、若者の自立を支援する横浜の民間団体の事業らしく、
世界初の若者の就職活動と職業訓練の支援を目的とした、非営利の会員制食堂だそうだ。
農家からの米や規格外の野菜の提供をはじめ、家庭菜園で収穫されたばかりの野菜などが、
応援メッセージと共に届けられることもあるという。

農家や飲食店の積極的な後援だけでなく、個人でも、この食堂を利用することで、
若者の就労支援、起業のお手伝いができるということらしい。
この企画は、全国に広がっていくのではないだろうか。
昨年6月に横浜市で始まったこの取り組みが、これからもずっと続いていってほしいものだ。
つれづれ

幅広い「中医」の手法

2010年07月20日
このところ、孫娘が代わる代わる熱を出し保育園を休むため、子守に行く日が多く
お陰で予約していた鍼灸院を度々キャンセルしたし、整体にもなかなか行けず、
エレキバンを貼ったりして何とかしのいでいた。
先月、気功のお仲間と話をしていて、Sさんに「皮内針」を頂くことになったが、これは、
絆創膏がついた小さな鍼だが、彼女は買ってはみたものの、怖くて使っていなかったそうだ。

          皮内針
                   中国直輸入の鍼 皮内針

先日、前日に予約を入れて、久しぶりに鍼を打ってもらった。身体全体が整うと、
頸や肩の痛みも消えていく。
現在、通っている鍼灸院は、今年の4月からだ。定期購読している月刊誌「人民中国」の
特集「中国と日本で進化する中医」を読み、執筆された先生の薬局・鍼灸院を訪ねた。
初めは漢方薬を処方されたが、6月からは、定期的な鍼治療だけで様子を見ることになった。
わが家から片道1時間かかるが、渋谷からだと30分。最近は、渋谷での気功の後に
予約を取るようにしている。

小さいときから、多くの病院のお世話になり続けている私の身体の不調は、長い間、
複数の病院で処方された、何十種類もの薬の副作用が原因かもしれない。
そのうち、いつのまにか、「中医」の考え方、気功、鍼灸などの治療法こそ、私に合うのだと
思うようになった。「異病同治」というのが「中医」の考え方だ。

私が鍼灸や「中医」の診療所に行くようになったのは、いつ頃のことだろう。
最初の先生は、日本で鍼灸を学んだ後、中国天津で中医学を専門に学ばれた、日本人女性。
その後、「中医診療所」に併設の鍼灸院で、数年間、北京出身の楊先生にお願いしていた。
文革の辛い体験まで話されたこともあったが、中国や北京のことなどを同年輩の先生と、
(日本語で)話しながらの鍼の時間は楽しくもあった。        (2人の楊先生
その楊先生が定年で辞められて、整体院の1床を借りて治療されるようになり、
数回、通ったが、次第に足が遠のいてしまった。先日、ご自宅で治療を始められたという
お手紙を頂いたが、残念ながら、わが家からは遠すぎて通えない。

漢方薬や鍼灸だけでなく、推掌(整骨を含むマッサージ)、薬膳も、「中医」
つまり、医学の範疇に入るそうだ。

       漢方薬局
                漢方薬局のショーウィンドウ

気功の楊先生は、中医である季節や体調に合った食材や薬膳料理についても教えて下さる。
鍼灸や漢方薬に頼るばかりでなく、「薬より食事」の養生法、「薬食同源」を日々の生活に
生かせたらいいのだが。三度の食事で心と身体を整え、内側から健康になりたいものだ。
中国・中国の旅

花の図鑑『萬花譜』

2010年07月19日
昨年暮、『萬花譜』全12巻が、わが家の本棚の蔵書に仲間入りした。
沈老師の中国語講座でご一緒だった先輩、S同学が、以前、古書店で求められて、
ずっと大切にされておられた、昭和30年発行(¥1500)の花の図鑑だ。
花の画は、若い頃から植物を愛したという、洋画家の辻永(ひさし)。校訂は牧野富太郎。
各巻の函や装丁も異なり、半世紀以上も前のものとは思えないほど、モダンなデザインだ。 

左頁は、花が1点か2点描かれ、画文集と違って、右頁は、花についての解説。
中には、「白糸草」などの長いものは、上の花の部分と下の根元の部分とに分かれ、
左頁2枚を使っているものもある。

一筆一筆丁寧に描かれた画、やさしく上品な色づかい。余白が多くお洒落なレイアウト。
花について調べるとき、写真のように、背景の草などが写ることもなく、特徴をとらえた、
すっきりした画の方が、写真による図鑑よりわかりやすいと思った。
因みに、文は、数名の解説者による。

   萬花譜
       「さくらすみれ」と「たがねそう」

実は、『萬花譜』の5巻(5月の花Ⅱ)で、ネジバナの画を見つけた。  (ねじばな
だが、右頁の解説をみると、その花は「ねじばな」ではなく、「たがねそう」と書いてあった。
かやつりぐさ科の全く別の植物だ。解説によると、割合に暗い林内によく生える草だとか。
この画は、昭和17年5月、信濃蓼科高原で写生したものだとのこと。
よく見ると、ネジバナより葉が太く長いし、花もランとは、ほど遠いものだった。

4巻(5月Ⅱ)の「はしがき」には「薫風にさそわれて、至るところに咲きにおう
野山の花、路傍の花、庭の花など、主としてこの巻中にその座を占めるが、また、若干の
温室ものや珍奇の園芸植物も、その間に混ざってお互いにその美しさを競うであろう。
おもむろに巻をひもどいて、私は作画の当時の幾歳かの折々をしのぶ。・・・
」とある。
『萬花譜』4巻(5月Ⅰ)5巻(5月Ⅱ)とも、各128種の花々が咲き誇っている。

もう、7月半ばだ。7月の巻には、どんな花が咲いているだろうか、楽しみだ。
少しは、刺激を受けて、アメリカデイゴとか夾竹桃とか、まだ描いたことのない夏の花を
スケッチしたいと思うのだが、こう暑くてはやっぱり・・・。
それにしても、私が子どもの頃はこれほどまで暑くなかったのではないかと思うのだが・・・。
つれづれ

お冷やからお握りへ

2010年07月18日
関東地方の梅雨明け宣言が出された昨日の夕方、早速、蝉が鳴き出した。
明日は「海の日」。1年で最も暑いとされる「大暑」は23日だ。

例えどんなに暑い日でも、低体温の私は、冷たい飲み物を避けるようにしている。
特に気功や筋トレなどの日は、水分補給しなくてはならない。白湯入りのマイボトルを
持参するようにしているが、持ち物は出来るだけ軽くしたいので、現地調達することがある。
だが、どこの自販機も、キンキンに冷えた飲み物がほとんどで、たまに温かいものがあっても、
缶コーヒーだったりする。

外でランチというとき、「おひや下さい」と言わなくても、注文を取りに来ると同時に、
冷たい水が運ばれてくることがほとんどだ。
蕎麦屋、和食の店でも、温かいお茶でなく、冷たい水や麦茶が出て来ることが多い。
そんなときは、「温かいお茶下さい」と言うのも面倒で、やむなく冷水に口をつける。

冷たい水、冷水は「おひや」ということが多い。「おひや」は、大辞林によると、
①冷たい飲み水、水。(女房詞「御冷やし」の略)②冷たくなった御飯。冷や飯。

「お」を付けずに「ひや」といえば「冷や酒」のことを指す。
「ひや」は、燗をしない酒。冷やした酒のこと。夏の季語でもある。
日本酒は燗をして飲むのが普通だが、夏はそのまま、あるいは冷して飲む人が多い。
冷酒(れいしゅ)といえば、燗をせずに飲むようにつくられた酒のことだ。

ほかにも、「お」の字ひとつで指す品が変わるコトバには、「にぎり」と「おにぎり」がある。
「にぎり」は寿司のこと。「おにぎり」は、握り飯。「おむすび」。
因みに、東京生れの私は、「おにぎり」ということが多い。
最近はあまりおにぎりを作らなくなったが、握っていると、自然に三角型になる。
お弁当などに入れるときは俵型にするが、あまり上手ではなかった。

香ばしい「焼きおにぎり」は大好きだが、自分で作ったことはない。フライパンで焼くとか、
グリルで焼くとか、いろいろな作り方があるらしいが、不器用な私には無理だと諦めている。
今は亡きF先生の日本画デッサン講座のカリキュラムの中に、屋外スケッチがあったが、
お昼をご一緒したとき、先生からお手製の「焼きおにぎり」をいただいたことがあった。
その美味しかったこと! 料理上手のF先生は、お酒、特に「冷や」がお好きだった。

        ランチタイム 1995.4 
               楽しいランチタイム     正座されるF先生    新宿御苑       

「おにぎり」と「おむすび」の違いには、諸説あるようだ。
「おにぎり」は形を問わず、飯を握って作ったもので、「おむすび」は三角形というもの。
逆に、「おにぎり」は三角型で、「おむすび」は俵型という説もある。
「おにぎり」は器具を使い、「おむすび」は手だけで握ったものという説なども。
「おにぎり」の方が歴史が古く、それの女房言葉、もしくは丁寧語が「おむすび」だとか。
東日本は「おむすび」が多く、西日本は「おにぎり」が多い傾向があるとも言われるが、
いずれにしても、現代の共通語では、意味の違いも地域の違いもほとんどないといえそうだ。

ついでながら、コンビニのおにぎりは、パリパリの海苔とご飯が別々に包装されたものや
直に海苔が巻かれたものがあり、私は、この直巻きの方が好きだ。
具材は多種多様。おかかや梅干が定番だったが、最近、最も好まれているおにぎりは
ツナマヨネーズだそうだ。次いで明太子、しゃけ、たらこ、とり五目などだとか。
つれづれ

あッ、今日も苦手な人が!

2010年07月17日
今年4月から、保育園に通い始めた孫あいあいは、6月までの3か月間、風邪や肺炎、
中耳炎、手足口病(夏風邪の1種)と、5回もダウン。子守に行ったのは、延べ何日になることか。

朝7時半に家を出て、満員電車に揺られ、阿佐ヶ谷(杉並区)へ向かうことは、苦にならないが、
あいあいごんさんや私の顔を見た途端に泣き出し、ママにしがみつくのを無理矢理、
引き離すのが切ない。
ゆうゆうとママを見送ってからもしばらく続く、彼女の号泣には、全く参ってしまう。
小一時間もすると、玩具を引っぱり出して遊び出すこともあるが、眠たくてグズリ始めたら、
抱いたまま部屋を歩き回らなければならない。ソファに腰掛けて、抱くのではイヤだという。
すっかり眠ったからと、横にすると再び泣き出してしまうため、結局、寝ついてからも抱いたまま、
ソファで数時間過ごすことも度々だ。熱が高いと食欲もなく、なおのこと大変だ。

姉のゆうゆうは、布団の上で本を読み聞かせているうちに眠ったし、彼女の従兄になる、
りんりんは、トーマスのビデオを見ながら眠った。2人とも寝つけば布団に下ろせた。

    2人
       妹の熱が下がり登園した日 姉が発熱

夏越の祓の6月末、茅の輪を潜り、しばらくは子守もないかと思った翌日、あいあいが発熱。
土日を含め、彼女が家で過ごしたのは6日間。うち2日間は、ごんさんと交替で子守をした。
翌朝、やっと登園できる妹に代わり、姉が発熱との連絡が入り、急遽、阿佐ヶ谷に向った。
この日夕方、パパがあいあいを園に迎えに行き、帰宅するまで、ゆうゆうと過ごした。
さすがに4歳半だ。布団に寝転がるとすぐ寝つくなど、園生活のお陰だろう。「目が痛い」
「お腹が空いた」「うどんが食べたい」「お茶の方がいい」と、意思表示ができるのも助かる。

一緒にビーズのブレスレットを作ったり、プリキュアのビデオを見たりしたが、その間も、
食べ物の好き嫌いや園での様子を聞いたり、猫の話をしたり、会話が成り立つようになった。
何でも、プリキュアの部屋が5つあって、その1つに、今度、お泊まりすると嬉しそうに話す。
あとで息子に聞くと、今月末、池の平ホテル(長野県)の夏休み限定「プリキュアのお部屋」を
予約できたらしいが、娘を持つ男親は、家でもホテルでも、プリキュアグッズあふれる部屋で
過ごすことになってしまうようだ。

ところで、度々熱を出すあいあいだが、朝、前半担当のごんさんの顔を見た途端、置いて
行かれると察して、泣き出すのは仕方ない。だが、彼女自身は元気に登園し、お迎えのパパと
帰宅したときだ。姉の後に私の姿を見た途端、パパにしがみつき泣き出すのだからおかしい。
それまで園に居たことも家に帰ったこともわかっているだろうが、まだ1歳半にならない彼女に
してみれば、両親が自分を置いてどこかへ行ってしまうことは、最大の恐怖に違いない。
パパに抱かれて、ちょっと誇らしげな顔をして、私にバイバイと手を振る彼女には参った。

考えてみれば、私が彼女に逢うときは、熱があって、最近、好きになった保育園を
お休みするときばかりなのだから無理もない。
2週間後のプリキュアのお部屋にお泊まりのときに、2人がダウンしないことを祈るばかりだ。
身近な人びと

「ゲリラ豪雨」初体験

2010年07月16日
東京では、このところ、梅雨が明けたような暑い日が続いているが、西日本を中心に局地的な
大雨が続き、各地で大きな被害が相次いでいる。

「ゲリラ豪雨」という、ちょぴり恐ろしいネーミングは、かなり以前からあったそうだが、
2006年頃から広く普及し使われているようだ。
「集中豪雨」とほぼ同義だが、気象庁の予報用語ではなく、主にマスコミによって、
予測困難と思われる「局地的大雨」に対して用いられるようになってきたという。
都内でも、こういった「都市型水害」が頻繁に起きるようになった。(長靴の出番だが)  

あいあいの熱が下がらず、阿佐ヶ谷(杉並区)に子守に行った、今月5日のこと。
突然の雨にズボンの裾を濡らして帰ってきた息子によれば、JR阿佐ヶ谷駅を出たところで、
降り出したそうだ。その後、傘などは役に立ちそうにない激しい雨がどの位降っただろうか。
自転車で帰宅する姉ゆうゆうとママが心配になったが、彼女たちが戻った6時半過ぎには、
雨はすっかり上っていたので、ほっとした。

この日、上海から一時帰国中の趙さんから連絡をもらった。ちょうど、阿佐ヶ谷に居たので、
夕方、石神井公園(練馬区)のマンションで、彼女の手料理をいただくことになった。
阿佐ヶ谷駅前から西武線石神井公園駅行きのバスが出ていて、30分程で着く。

私は駅前のバス停へ急ぎ足で向かった。5分も待たないうちにバスが来た。
パラパラ降り出した雨は、バスが走り出して10分も経たないうちに、雨脚が強くなり、
下井草(杉並区)に来ると、まさにバケツの水を引っくり返したような雨になった。
たしか、下井草は5年前の台風で神田川が氾濫し、大被害を蒙ったところだ。

真っ暗闇の中に、ボーッと浮かび上がる対向車のライトを見ていると、以前、夜遅くなって、
こういった雨の中を運転した時の恐怖を思い出した。ワイパーは効きかず、ラインも
見えないほどの雨の中、知らず知らずにスピードが出て、普段より短時間で帰宅した
ことがあった。今、思い出すだけでもぞっとする。

      石神井公園駅
          石神井公園駅南口        駅構内に降る雨   

バスが石神井公園駅に着いた。駅舍の軒下まで数m。靴に水が入らないように慎重に歩き、
駅に飛び込んだ。構内は、駅から出ることが出来ずに、たくさんの勤め帰りの人たちで
あふれていた。7時半だった。反対側を見ると、天井の繋目から物凄い勢いで落ちて来る雨。
その後方にも立ち尽くす人たちが目に入った。

そこは南口で、構内を通り、趙さんのマンションがある北口まで濡れずに行けても、
この雨では、傘をさしても、彼女のところへ辿りつくまでにずぶ濡れになりそうだ。
趙さんに電話をしたが、それほどひどい雨が降っていることなど、マンション内の彼女に
わかるはずもなく、目の前の駅の様子を説明して、そのまま、帰宅することにした。

まさに、夕方から夜にかけて、23区北部と埼玉県南部をゲリラ豪雨が襲った日だった。
雨が降ったのは1~2時間足らずで、1時間当たりの降雨量は、練馬区と埼玉県所沢で
67mm、板橋区板橋で107mmを記録したそうだ。
何でも「南の湿った風と都心の熱気を帯びた空気を運ぶ東からの風が、練馬や板橋付近で
ちょうどぶつかること、さらに、練馬、板橋は、23区の中でも高温になりやすい
」そうだ。
これは、梅雨前線のせいではなく、湿った空気がたくさん溜まったところへ、北から寒気が
流れ込み、上空と地上の温度差が大きくなってカミナリ雲が発達したためだという。

         車内

西武線の車内で、息子にメールをすると、「だから止めておけばいいのに。杉並はまったく
降ってない。あいあいは、食欲イマイチだが、元気でいたずらしまくりだ」と、返信が来た。
何も好き好んで杉並から練馬まで、ゲリラ豪雨を追いかけたわけではなかったのだが。

翌日、念のため保育園を休ませたというあいあいの、翌々日は、代わってゆうゆうの子守に
阿佐ヶ谷へ行ったが、雨には降られずにすんだ。
つれづれ

風鈴の音

2010年07月15日
今月4日から、池上本門寺(大田区)で「500個の風鈴の音を聴く」イベントが始まった。
梅雨の晴れ間、近くでの用を済ませた後、本門寺へ。初詣以来だろうか。
階段下に自転車を留めて階段を上ろうかとも思ったが、「法華経」の偈文96文字に因み
石段は96段もある。せっかくの電動自転車だ。車坂を上って境内に入ることにした。

      本門寺階段
       石には「左がは くだり」と刻まれている

境内では、石段と仁王門の間に吊るされた、南部鉄製の風鈴の涼しげな音が響いていた。
風鈴の数は約500個。自然と人の繋がりを感じてもらうことがテーマだとか。
今年で6回目のこのイベントは、18日までの2週間の夏の風物詩となっている。
この日は、風があまりなかったので、ピンクの傘で風をおこしていたオジサンもいたが、
木の下にビニールシートを敷いて、風鈴の絵を描いている小学生がいた。

      風鈴
        
南部風鈴は、「舌」が鉄に触れてリーンと長く、高く鳴る。
一方、江戸風鈴は、長いガラスの舌が、ガラスを擦り、チリチリチリとかすかに鳴る。
この2つの傾向を対極として、その中間的な音色の風鈴も多いという。

南部鉄器のふるさと水沢市(岩手県)。JR東北本線水沢駅では、毎年6月から8月にかけて、
たくさんの南部風鈴が飾られ、「風鈴駅」とも呼ばれ、「日本の音風景100選」に選ばれた。
ゆうゆうあいあいのママの実家は奥州市(2006年市町村合併)。盆暮の帰郷の折、
新幹線(水沢江刺駅)を利用する。孫娘たちはこれらの風鈴を見たことがあるだろうか。

先日、川崎大師の「風鈴市(7/17~21)」の車内広告を見た。全国から集められた、
お国自慢の風鈴が展示即売されるという。
りんりんが、昨年の風鈴市で買ってきてくれた、風鈴を出して飾った。
わが庭の猫たちにはあまり似ていない、陶器製の猫だ。

      わが家の風鈴

以前、真赤な江戸風鈴を、吊るしていたのだが、いつだったか割れてしまった。
わが家には、猫の風鈴と、風鈴といえるのだろうか、鉢に挿す形のものしかない。
亀のデザインの鋳物製のもの、そして、ガラス製のものは、スイカの模様とサンタさんの模様。

風鈴は、中国から伝わって来たもので、日本では、古くから厄除けの道具の1つとして
使用されてきた。現在は、涼しげな風鈴の音が、夏の風物詩の1つとなっている。

        門の脇
           道を歩く人たちのために 涼しさのサービス?
 
だが、密集した住宅地やマンションにおける風鈴の音は、生活騒音になる場合もあるという。
以前、お隣りの家から、風の強い日には決まって風鈴の音が聞こえてきた。
秋になっても冬になってもつづいた。煩いというより、寒々しく、気が滅入りそうだった。
それとなくお話すると、庭に風鈴を吊るしたまま、すっかり忘れていたそうで、
小学生と幼稚園児の男の子がいるお宅では、庭の風鈴の音など全く聞こえなかったとか。
近隣問題に発展することもなく、この事件は解決した。
わが家の風鈴は、あまり風が通らない室内に吊るしてある、目で涼しさを感じるインテリアだ。
旅・散策・イベント

車内ポスターいろいろ

2010年07月14日
       すがも
           「アレモ、コレモ、スガモ。 JR巣鴨駅 リニューアルオープン」

            神谷バー
           「今日は止めときます。ホントにぃ?」 神谷バー(浅草の著名なバー)    

 靴下
   2009年夏   「足もとにご注意!ください」(むれない靴下)   2010年夏

         携帯ブック
         「ブックケータイ」 2009   モバイルノート 2010

「ブックケータイ」のキャッチフレーズは、「去年と違う夏」。
2008年は文庫本で読書、2009年はブックケータイで読書を!

今年の夏、壁に貼りついた、赤い携帯電話のようなものに目が止まった。何だろうか。
リアルポケットサイズ、これで原寸大、「リアポケ」で検索ということだけ。
検索してみると、携帯電話ではなく、リアルポケットサイズのモバイルノート。
最近、車内やファミレスなどで、ノートパソコンを広げている人たちをよく見かけるが、
500gもないというから、ポケットに入れて持ち運べるサイズになったということか。

   ケイタイ 2010
     「決め打ち43%  流し打ち36%  両手打ち19% その他2%」

打ち方に、3つの個性。自分にベストなキーが選べるのだとか。
ケータイのボタンの押し方は大きく分けると3タイプあるそうだ。ボタンンを押す度に指を
ボタンから離して1つ1つ押す「決め打ち」(初級)、ボタンの上で指を滑らせるように
動かしながら押す「流し打ち」(中級)、ケータイを両手で持って押す「両手打ち」(上級)。
私は、「決め打ち」ときに「流し打ち」、両手が空いていれば、スローな「両手打ち」だ。

           ルンバ 2010
         「あなたの代わりに、あなた以上に、ロボットが掃除します」

この広告を見たときから、気になっていた。何かの雑誌にも載っていたが、ルンバという、
自動掃除機だった。ゴミの除去率は99.1%、音も静かだという。
人工知能を搭載していて、部屋の広さや形、汚れ具合などを感知して掃除し、掃除後は、
充電器に戻って自ら充電するのだとか。そのうちに、一般家庭へも普及するだろう。
広いすっきりした部屋ならともかく、ゴチャゴチャしたわが部屋には向きそうにない。
旅・散策・イベント

サッカーW杯も終わって

2010年07月13日
サッカーW杯南アフリカ大会は、スペインチームの勝利で幕を閉じた。
先週、熱で保育園を休んだ4歳の孫娘といっしょに見たテレビで、ドイツの水族館のタコの
預言が話題になっていた。「超能力タコ」「預言者」などといわれるタコの「パウル君」は、
ドイツの試合結果をすべて的中させ、決勝戦では、スペインの勝利を預言したそうだ。
これは、水槽内の、好物の貝が入った、両国旗がついた2つの箱のどちらを選ぶかで
勝者を預言するというもの。

準決勝でスペインに敗れたドイツでは、スペイン勝利を預言したパウル君を「パエリアにしろ」
「フライパンで揚げてしまえ」と、八つ当たりする人たちがいたらしい。
試合結果に影響を与えたわけでもなく、預言が的中したというだけなのに・・・!
日本の試合も含めて、全くテレビ観戦もせず、ニュースで結果を知る程度の私には、
こうした熱狂ぶりは理解できないが、ともあれ、パウル君の無事を祈ることにしようか。

今月初め、科博のメールマガジンには、「国鳥のワールドカップ」という記事が載っていた。
W杯出場国の国鳥を調べたもので、国花に比べ、国鳥を制定している国は少ないそうだ。
日本の国鳥「キジ」は別にして、名前を聞いて姿を思いだせる、馴染みのある鳥は少ない。
南アフリカは「ハゴロモヅル」、日本と対戦した国では、デンマーク「コブハクチョウ」、
オランダ「ヘラサギ」、パラグアイ「ハゲノドスズドリ」、カメルーンはなし。

ところで、日本がオランダと対戦する前だったが、東急田園調布駅構内のパン屋さんで、
サッカーボール型のミニメロンパンを見つけた。バラ売りもあったが、2個、4個入りとも、
袋に日の丸とデンマークの国旗の2枚のシールが貼られていた。
その後のカメルーン、パラグアイ戦の前にも、それらの国旗が貼られたに違いない。

        メロンパン

次に見たときは、すでに日本の試合は終わって、もう、シールは貼られていなかったが、
ミニメロンパンは並んでいた。
今回のW杯で登場したサッカーボール型のパンは、意外に長く店頭に並ぶかもしれない。
隣駅多摩川駅のパン屋さんでは、アザラシのたまちゃんを模した「たまちゃんアンパン」が、
今年突然現れた、パパとママと共に並んでいるのだから。
因みに、たまちゃんとたまちゃんアンパンの初登場は、2002年のことだった。

             たまちゃん一家

ラジオで聞いたが、今回の開催国、南アフリカ共和国の食品がちょっとしたブームだそうだ。
デニーズの南アフリカ風カレー、ルイボスティ(喜望峰の茶)のゼリー(コージーコーナー)や
カップ入りの南アフリカのシーフードカレー(エースコック)などがあるとか。
         南ア風
              南アフリカ風レッドトマトビーフカレー

そういえば、前回、娘や孫りんりんと行ったデニーズでは、世界のカレーツアーが
開かれていた。インド風、欧風のほか、南アフリカと日本のカレーが2種類。
娘が、食べ比べてみたい!と言っていたが、先週、デニーズに行く機会があったので、
迷わず、まず、「南アフリカ風レッドトマトビーフカレー」を注文した。サラッとしたルウで、
トロリととけてしまいそうなビーフに、トマトの味がかすかにして、唐辛子の辛さも丁度いい。
カレー専門店(あまり行ったことはないが)に負けない味だと思った。
因みに、この南ア風カレーは、1食あたり20円がアフリカの子供達に寄付されるのだとか。
ともあれ、再度、この店を訪れる機会があったら、ほかの国のカレーも食べてみたいと思った。
つれづれ

ラスカルの子育て

2010年07月12日
わが庭で生れたケシ&クク(2007.11生れ)、アミ&トラ(2008.5生れ)の母親チビは、
すでに1年前に姿を消したが、さいとうさんのところを拠点にしていた猫は多く、
チビの妹やその子のラスカル、交通事故で死んだターノミケなど、親戚猫は多い。

        2008.82008.8 
                     ラスカルと母猫 

ラスカルは、さいとうさんのところからわが庭に、ターノとともに食べにくるようになった。
暮には、原因不明の病気になり、翌年にかけて入院したこともあった。(ラスカルの病状

       2008.122008.12
                     ターノは従兄妹           

さいとうさんは、ラスカルミケの捕獲を何度も試みたが、失敗したため、どちらの猫も
昨年も今年も出産した。昨年生れたミケの子クロ&シロは、離乳後は、わが庭のククが育てた。
ラスカルに関しては、昨年生れたはずの子猫たちは見たことがない。
 
今年5月、ラスカルケも出産したようだが、かなり遠い場所で育てているのか、
彼らの子どもたちをみたことがなかった。

今月初め、さいとうさんのところから数10m先の家の前で、ラスカルと2匹の子猫が
日向ぼっこをしているところをみかけた。
目が合うと、子猫の1匹が車の下へ逃げ込んだ。もう1匹は母猫の傍を動かない。
この数日前、ラスカルが子猫を呼ぶような声を出して、子猫を探しているようだったと、
ごんさんが言っていたのを思い出し、私はUターンして、ごんさんを呼びに戻った。

車の下に逃げ込んだ子猫は、塀の上でこちらを見ている。わが庭のアミにそっくりだ。
生後2カ月の子猫たち、ミケの子クロ&シロのように、また、ククが教育係だろうか。

             子猫
       2010.7
            子猫
動物など

日比谷公園の「郷土の森」

2010年07月11日
先月の日比谷公園(千代田区)でのスケッチの日に、案内所でもらった地図によると、
公園の大音楽堂の裏手(霞が関寄り)に、「郷土の森」という一画があるとのこと。
それまで、何度も訪れた日比谷公園だが、この森には行ったことはなかったので、
首かけ銀杏を描く前に、1人で行ってみることにした。

ここは、東京地方裁判所分室があった跡地で、それを国から借り受け、全国都道府県の木を
記念に植樹し、東京都の鳥であるユリカモメを模した「カモメの噴水」を設置した広場だ。
行ってみると、宮崎県のフェニックスが目に入ったが、そのほかは、それぞれの県名と
樹の種類が書かれたプレートがなければ、噴水がある、様々な種類の木が植えられた、
どこにでもありそうな公園といった感じだった。

        案内板
               「郷土の森」の汚れた案内板

都道府県の木47本のほか、札幌市のライラック、横浜市のさざんか、川崎市のつばき、
名古屋市と広島市のクスノキなど、自治体の木も10本植えられている。

日比谷公園には、大噴水のほか、鶴の噴水、ペリカンの噴水と鳥の噴水があるが、
この「カモメの噴水」は、変わったデザインで目を引く噴水だ(1986年作)。
作者のメッセージには、「うかぶ雲、海鳥たちの訪れ、時の流れを告げる古い貝殻」とあり、
その貝殻のプールで雀たちが水浴びをしていた。

       噴水
                「カモメの噴水」とフェニックス
           噴水

      宮崎県  栃木県
        宮崎県の木 フェニックス        栃木県の木  栃の木        
 
         銀杏
               仲良く並んだ神奈川県と東京都の木 銀杏
植物など

ネジバナ(捩花)

2010年07月10日
  ネジバナ    ラン科 ネジバナ属
           学 名 Spiranthes sinensis
           和 名 捩花
           別 名 モジズリ(文字摺)ネジレバナ ネジリバナ

            ネジバナ 

ネジバナは、米粒より小さく紫蘭に似た淡紅色の花が、花茎の周りに螺旋階段のように、
文字通り、ねじれて並ぶ。この螺旋は、朝顔と同じ右巻きと、反対の左巻きの両方があり、
その割合は半々だとか。稀にねじれていない花、白い花がある。葉は細く短い。
花がみな一方向に向くと、茎が傾いてしまうから、ねじれて咲くのだという説もある。

ラン科では珍しく、芝生や土手、公園など、人間の生活圏に近い所で普通に見ることができる。
ともすれば雑草として、芝刈り機で刈られてしまうこともある。逆に、その花の可愛らしさから、
昔から愛でられ、愛好家主催の展示即売会等で、山野草として販売されることもあるようだ。

20年前、改築の際、たくさんの樹や池があった庭は、芝生になった。その後、今頃になると、
芝生のあちこちに、つんつんと淡いピンクのネジバナが顔を出すようになった。
あまり群生しないため、芝生の緑の中で目立たず、うっかり踏みつけてしまったこともある。
一時期、たくさん咲いたが、ここ数年、残念ながら見かけなくなった。

私は、「捩花(ねじばな)」より、「もじずり」という響きと「文字摺草」の文字の方が好きだ。
「もじずり」は「みちのくの しのぶもじずり 誰ゆえに 乱れそめにし 我ならなくに」という
百人一首(河原左大臣・源融)の歌を思い浮かべたからだ。
しかし、日本国語大辞典に、「しのぶもぢずり」は、忍草の葉を布帛に摺りつけて、
ねじれ乱れたような模様を染め出したもの。また、ねじれ乱れたような模様のある石に
布をあてて摺りこんで染めものともいう。古来、陸奥国(福島県)信夫(しのぶ)郡から
産出する絹織物の模様として和歌・俳諧に多く歌われている。
しのぶもじずり。しのぶずり。

どうやら、歌に出てくる「もじずり」は、植物のネジバナではないようだ。

     文字摺とわかって見れば面白し   中田みづほ 
植物など

蚊にだけには好かれたくない!

2010年07月09日
蚊の季節がやってきた。蚊の発生時期が早まったらしいが、地球温暖化のせいだろうか。
蚊は気温15℃以上で発生し、26℃以上で吸血行動を開始するのだとか。少しの水があれば、
ボウフラが発生する。蚊の多い場所は、木陰、草むらなどの薄暗く風通しが悪いところ。

蚊は熱を吸収しやすい黒っぽい服に寄って来るという傾向があるとはいうが、
麦わら帽字を被り、白い長袖のシャツとジーンズ姿で、ちょっと外にいるだけで、
靴下の上から刺されることもある。
外で蚊に刺されるなら、諦めもつく。だが、こともあろうに、夜、電気を消して寝つく頃、
顔のあたりで不快な羽音をさせるのだから、たまったものではない。
結局、自分の顔を思い切り叩いて逃がしてしまい、再び、あの羽音に悩まされることになる。

NHKのことばおじさんの「気になることば」によると、科学的には、蚊が「刺す」のだが、
蚊に「食われる」「かまれる」も昔から使われている言葉だとか。

よく、お酒を飲んだり汗をかいたときなど、蚊に刺されやすいと言われるが、これは蚊が、
人の呼気に含まれる炭酸ガスの濃度変化を頼りに近づき、炭酸ガスや汗に含まれる
乳酸の匂いなどを感知するそうだ。わずか0.01%の濃度変化も感知できるというから驚く。

ところで、蚊はO型の血液を美味しいと感じるという実験データーがあるそうだ。
蚊は、O型の血液は花の蜜と非常に近いと感じるらしい。血液型物質は赤血球の表面に
付着しているだけでなく、汗、唾液、涙、尿、髪の毛にも含まれているため、汗などに
含まれる血液型物質の匂いを感じ取り、花の糖分に似たO型の血液を見分けるのだそうだ。
実験では、O型の次に、B型、AB型、A型の順に刺されやすい結果だったとか。

お酒を飲んだごんさんと、汗を流したあとの体温の低い私が、同じ場所にいて、私だけが
なぜ蚊に好かれるのか!ごんさんの血液型はA型、私はO型。
実験データはあるものの、医学的な面からの解明はされたわけではないようだが、
O型はA型より蚊に好かれるというデータを信じれば、諦めもつく。

さらに、肝臓と腎臓の機能が低下して、体内に酸性物質が蓄積され、身体が酸性に傾くと、
代謝が活発になって呼吸が増えて、増加する二酸化炭素に、蚊が寄ってくるということらしい。
これも、私には思い当たる。腎臓や肝臓など、歳とともに内臓の機能は低下しているのだ。

新しい発見がもう1つあった。蚊の唾液が、人体にアレルギー反応を引き起こす結果、
血管拡張などにより痒みを生ずるというが、蚊を叩き落す際、上から潰すと唾液が体内へ
流れ込むため、指で弾き飛ばすと、痒みを抑えることができる
という。(Wikipedia)
だが、肌に止まっている蚊を指で弾き飛ばすには、かなりの早技が必要だ。

         蚊取線香
            犬猫用蚊取線香   昔から変わらない蚊やり豚 

ところで、蚊対策の1つ、蚊取線香は、煙で蚊を追払うのかと思っていたが、違った。
煙になる一歩手前の段階で放出される物質には、鳥類や哺乳類には影響がないが、
昆虫や爬虫類の神経細胞を破壊する成分が含まれているのだという。

私は、電気蚊取の匂いは苦手だ。金鳥の蚊取線香の匂いは好きだし、効き目があると思う。
だが、わが庭の猫たちは、煙が出る蚊取線香の傍には近づかないかもしれないと思い、
彼らのためというより、餌やりの度に開け閉てする際に侵入する蚊を防ごうと、
先月、犬猫用の「火を使わない蚊取線香」なるものを買って吊り下げてみた。
「お香を焚くようなやさしい和の香り」とある。私には苦手な匂いだが、猫たちは平気だ。
食事中だけでも、猫たちが蚊を気にせずに食べられればいいなと思ったのだが、
24時間、30日というが、外置きではそれ程もたないようだ。そろそろ、取り替えどきか。
つれづれ

ロールケーキ ブーム

2010年07月08日
ロールケーキのブームは、いつごろから始まったのだろう。
値段も手ごろで、その割にボリュームもあり、見栄えもいい。人数に合わせて切ることが
できるなど、手みやげにはピッタリ。形がシンプなので、味の違いが決め手になるため、
つい、比べてみたくなって、知らず知らずはまってしまうということらしい。

2年前、五反田(品川区)にオープンした駅ビルREMYにある、JRと東急線乗換え口近くの
カフェの店頭に、スイーツの街自由が丘(目黒区)の「奥沢ロール」が並んでいる。
自由が丘のTSFを代表する「奥沢ロール」は、累計30万本のセールスを記録したという。
朝、たまにここを通るが、ずっと持ち歩くわけにいかないし、帰りも通るとは限らないため、
なかなか買えないでいた。

        奥沢ロール

1切れ(¥380)でも買えるが、あるとき、やっと1本(¥1500)、買って帰ったことがあった。
翌日、りんりんと彼のママも加わって、5人でお味見。
スポンジはふわふわ、生クリームは脂肪分も甘さも控えめで、見た目よりあっさりしている。
ケーキ好きには堪らない。1本丸ごと、わずか数分でなくなった。

この「奥沢ロール」を実際に買ってみて気づいたのだが、このロールケーキを食べたのは、
初めてではなかった。数年前、「今評判の自由が丘のロールケーキです」と、わが家を訪れた
若い営業マンが手土産に持参したケーキだった。その頃、すでに流行り始めたていたようだ。

コンビニでも、昨年あたりから、ロールケーキはブームらしい。透明な袋に1切れずつ
入っている、高級感のあるロールケーキだ。
このブームの先駆けとなったのは、ローソンの「プレミアムロールケーキ」(¥150)だとか。
その後、チョコロールケーキ(¥160)やチーズロールケーキ(¥180)が発売された。

  ローソン

ロールケーキといえば、スポンジを渦巻状に巻いたものが一般的だが、ドーナッツの
ようにくり抜かれたスポンジの中にクリームがたっぷり詰まったものも多い。
片手でパクパク食べるのではなく、お皿に載せてスプーンでいただくものらしい。
今年4月に発売されたセブンイレブンの「極上ロールケーキ」(¥150)は、渦巻き状。

     ロールケーキ
      ファミマ(¥150) セブンイレブン(¥150)  ローソン(¥160 ¥150)

5月だったか、コンビニで買い集めた?ロールケーキを、やはり、りんりんたちと食べ比べた。
どれが美味しいとかはさほど重要なことではなく、ケーキ屋さんで高いケーキを買わなくても、
フワフワのスポンジと生クリームたっぷりのケーキを食べるのもたまにはいいものだと思った。
つれづれ

古民家の七夕祭り

2010年07月07日
今日は24節気の1つ、小暑。 梅雨明けの時期。
暦には「温風至」と書かれており、暑さがだんだん厳しくなっていく頃。

また、牽牛(ひこぼし)と織女(めぼし)が、1年に1度だけ、天の川を渡って逢えるという、
七夕でもある。この伝説は、中国から伝わって、日本でも古くから、七夕に因んだ星祭りが
行われてきた。七夕のことを「星合い」とも言うそうだ。

星で思い出したのは、五反田駅(JR・都営浅草線・東急池上線)駅前の歩道橋にあった、
星座の絵タイルが見えなくなっていたこと。             (歩道の上の星座)  
タイルが大分傷んでいたので修復されるのか、それとも全く変わってしまうのだろうか。

恒例の「阿佐ヶ谷七夕まつり」は、旧暦の七夕の頃、JR阿佐ヶ谷駅から東京メトロ
南阿佐ヶ谷駅までのアーケード「パールセンター」で行われる。(阿佐ヶ谷七夕まつり
この入口にあるのは、織女星(ベガ)のある「こと座」と牽牛星(アルタイル)のある「わし座」の
大きな絵タイル。ほとんどの人は気づかずに通り過ぎている風だ。  (大きな絵タイル

5月に3回訪れた「すずめのお宿緑地公園」内の古民家で、恒例の七夕飾り(7/2~7)が
見られるというので、足を伸ばしたのは、先週の金曜日だった。
この古民家は、江戸時代、衾(ふすま)村年寄を務めた、栗山家の主屋を移築復元し、
目黒区一帯が昭和初期までタケノコの特産地として知られていた農村の様子を今に伝える
建造物として、区指定文化財に指定されているもの。        (目黒のタケノコ

     古民家
               七夕飾り

七夕の日は、古民家で頂いた栞によると、古くから、お裁縫の上達を願ってお祭りをしたり、
字が上手になるようにと、芋の葉にたまった露で墨を磨り、短冊に字を書くという風習が
あったというが、農村では、七夕の夜は、雨が降るとか、短冊が流れるほど降った方が
よいなどと、けがれを流す信仰に結びつき、様々な水にちなんだ風習がみられたそうだ。

こういった風習が、一般家庭では行うことが少なくなったため、七夕の行事への理解を
深めてもらおうと、この古民家では、20数年前より毎年七夕飾りを実施しているそうだ。
ここの縁側には、童謡「たなばた」の歌詞にあるように、軒端(のきば)に大きな笹2本。
縁側部分に願い事用の短冊や折り紙、クレパスやカラーペンなどが用意されていた。

    短冊

私が行ったときは、初日の午後で、2本の笹は、わずかな飾りと短冊だけでさびしかった。
せっかくだからと、自分の願いのほかに、孫達それぞれのつもりになって考えた「願い」を
書いて、奥の方の笹に3枚の短冊を結び付けた。

翌日の土曜日は、「七夕飾りの制作指導」などが企画されていた。多くのの子どもたちが
楽しそうに七夕飾りをつくったり、短冊に願い事を書いたりして、日本ならではの季節感を
感じることができたに違いない。
ちなみに、この古民家では、七夕のほか、正月飾りや3月と5月の節句飾り、
十五夜のお月見など、年中行事の再現を行っているそうだ。

帰り道、出会ったのは、花屋さんの店頭の1mもない元気のない笹。セロファンに包まれて
1本500円。幼稚園で配られた笹だろうか、嬉しそうに持ち帰る親子。そして、
「守ろう子どもたちを」「みんな幸せにネ!」などと、朝顔の蔓に飾られた「七夕飾り」。

  花屋
             帰り道
     飾り

七夕には早い、梅雨の晴れ間の午後だった。帰宅する頃には、すっかり七夕気分になれた。
旅・散策・イベント

思わずカメラを向けた!

2010年07月06日
              
   万歳猫         猫
   お手上げ?猫  文京区春日         板製の猫  目黒区大岡山

 募金猫 いればいれ
   店頭の募金箱  三鷹市下連雀    「入れ歯」回収箱  杉並区役所玄関脇

杉並区役所の玄関に置かれた「入れ歯の回収ボックス(杉並区社会福祉協議会)」。
不要になった入れ歯を寄付すると、入れ歯についている金属が回収されて
NPO法人 日本入れ歯リサイクル協会)、換金した益金はユニセフ協会に寄付されるそうだ。

              耳掃除
                極上耳そうじ  港区新橋

中国の街角で、散髪や耳掃除の光景をみかけたが、日本でこんな看板を見たのは初めて。
ただし、道路上ではなく、ビルの3階だ。

旗の台阿佐ヶ谷
      案内が聞こえますか?     東急線旗の台駅       JR阿佐ヶ谷駅

最近、ポールの中にスピーカーが組み込まれたエスカレーターを見かけるようになった。
「大井線二子玉川方面ホーム行き上りエスカレーターです」といった、案内が聞こえる。
助かるのは、「立入禁止」の表示が見えない目の不自由な人だけではないにちがいない。
私が行く病院にもあるが、こういったアイディアは、ますます、取り入れられることだろう。
何度も利用する、JR阿佐ヶ谷駅のエスカレーターからも聞こえることに気づいた。
ここを通るときは、いつも、子守を終えて、クタクタになって家路就くときだ。

     タイヤ
          古タイヤのプランター    渋谷区永福町 歩道
  
      竹箒
               竹箒の垣根   品川区小山  

東急目黒線武蔵小山の商店街を抜けると、天然温泉「武蔵小山温泉清水湯」がある。
銭湯料金で、2つの天然温泉(「黒湯」と療養泉の古代海水温泉「黄金泉」)と岩盤浴も
楽しめると、人気があるらしい。平日の昼間、偶然、通りかかったのだが、駐車場は満車だった。
旅・散策・イベント

たまご焼き

2010年07月05日
お弁当を作ることで食生活を見直そうと、経済的な理由とは別に、お弁当をつくることの
意義が見直されているようだ。
いつだったか、ラジオで聞いたが、お弁当の作り方の本がたくさんある中、『お弁当の時間』
阿部了 写真 阿部直美 文) が人気を呼んでいるとのことだった。
この本は、作り方の本ではなく、ANAの機内誌『翼の王国』の№1エッセイ、『お弁当の時間』を
まとめたものだという。
著者は、子ども連れで、日本中を回り、ごくふつうの人たちの手作りのお弁当を取材したそうだ。
お弁当そのもの、お弁当を作った人、お弁当を食べている人など、小さな箱の中に詰まった
それぞれの家族の物語が、写真と文で綴られているのだとか。
ちょっと覗いてみたくて、図書館のサイトで調べてみたが、区内には3冊あるものの、
予約が12人ということだったので諦めた。

お弁当のオカズの定番は、何と言っても玉子焼きだ。この本にも、お母さんが作った
ハート型の玉子焼きとか、お父さんが娘の分も作る、醤油と砂糖入りの玉子焼きなどが
載っているらしいが、玉子焼が嫌いな人ってほとんどいないような気がする。
因みに、「玉子焼き」というのは、厳密には、卵だけで作るものをいい、出しが入っているのは、
「出し巻き玉子」というらしい。

そういえば、ファミレスや喫茶店などのモーニングサービスでも、必ずと言っていいほど、
玉子料理?が付いてくるようだ。ゆで卵だったり目玉焼きやスクランブルエッグだったり。
和食でも、塩鮭ではなく、温泉卵、目玉焼きやスクランブルエッグが出て来るところもある。

       目玉焼き ターンオーバー(両面焼き)
          醤油派、ソース派、ケチャップ派、それとも? 

先月の土曜日、たまたま、孫りんりんに誘われて、近くのファミレスで朝食をした。
りんりんは、デザートのヨーグルトにつられてエッグサンドを、私と娘は和食セットを頼んだ。
和食セットは、ご飯、味噌汁、漬けものに、目玉焼きと千切りキャベツ、海苔、そして、
納豆か温泉卵のどちらかがつく。私は、納豆を選んだが、温泉卵を選んだ娘の方は、
温泉卵と目玉焼きという不思議な組み合わせになった。

りんりんは、つい、最近まで、生卵か玉子焼きしか食べられなかったのだが、
好き嫌いなく、エッグサンドも食べるようになったのかと思ったのも束の間、半分しか食べず、
結局、私の和食セットの、海苔を散らした納豆ご飯を食べることになった。

ところで、「玉子焼き」と「卵焼き」、どう使い分けるのか、あまり気にしていなかったが、
今回、調べてみたら、字幕スーパーなど放送では、「卵焼き」に統一しているそうだ。
ただし、将来は「玉子」という表記を部分的に認めてゆくことがあるかもしれないそうで、
街中を歩いて観察してみると、「玉子丼」はあっても「卵丼」は見当らない。
どうやら、調理前のものは「卵」、きちんと火が通ったものは「玉子」というような使い分けが
あるようで、「卵」と「玉子」とを使い分けることになった場合、どの程度火を通せば
「玉子」になるのか、「半熟たまご」「たまごとじ」はどう書いたらよいのか、といったことに
ついても考えなければならなくなって来るのだとか。(NKH放送研究所 メディア研究部)

いろいろな「たまご」の料理、1つ1つについて、書き分けるというのも大変なことだ。
漢字の国は面倒なことが多い。とはいえ、中国では、「たまご」は卵だけだと思うが。
つれづれ

巣立ち間近のツバメ

2010年07月04日
ツバメは、卵やヒナがカラスやスズメなどに襲われないように、駅や民家の軒先など
わりと人目につきやすいところに巣を作る。             (ツバメの巣づくり
何でも、東南アジアで冬を過ごしたツバメたちは、4月頃までに日本に戻り、前年の巣が
どうなっているのかを確かめたり、若いツバメ夫婦は、初めての巣作り場所を探すのだとか。

昨年、東急線の綱島駅や鵜の木駅、そして、二子玉川駅などで、ツバメの巣をみたが、
今年のツバメの子育て期間中、鵜の木駅に巣は見当らなかった。 (ツバメの子育て
何だか、淋しくなっていたとき、偶然、二子玉川駅の改札近くで、3つの巣をみつけた。
昨年、孫のりんりんとこの駅に来たとき、みつけた巣はお洒落なカフェの天井近くにあったが、
今年も、同じ場所にあり、受け台のようなものが作られていた。

     2009
        子ツバメ   2009.8.5     昨年の二子玉川駅構内      2009.6.6 
     
            2010  2010.6.25

もう1つは、改札口の外にあって、中にツバメがいるのか、よくわからなかった。
構内にある本屋さんの看板の上にも、巣があった。4つの顔がのぞいていた。

             改札外 
  本屋
 
       出口はあちら 

しばらく見ている間にも、数羽のツバメが構内を飛び交っている。
ホームに飛んで行き、きっと多摩川の河原に餌を探しに行ったのだろう。餌をくわえてきて、
巣に戻ってきた。見張りをしているのだろうか、表示板に停まったりするツバメもいた。

    ガード下 2010.6.29
             東急池上線 洗足池駅のガード下

久しぶりに洗足池駅で下りた。この駅は、高架になっており、改札を出ると、すぐ前は、
中原街道だ。図書館に向かうため、横断歩道を渡ろうとすると、目の前を黒いものが横切った。
ツバメだった。ガード下には、巣があった。ここのツバメは中原街道を渡り、洗足池畔で、
餌を調達してくるのだろうか。

どこの子ツバメもそろそろ、巣立ちの時期を迎えているようだ。
来年の春、再び、彼らが戻って来て、巣をつくり、子育てをしてくれるといいのだが。
動物など

「首かけ銀杏」の前で

2010年07月03日
先月のスケッチ会は、日比谷公園(千代田区)。梅雨の晴れ間の比較的爽やかな1日だった。
何度となく訪れた公園だが、何年も前のF先生のデッサン教室以来のスケッチだったので、
描くなら「首かけ銀杏」と呼ばれる樹齢400年の大銀杏をと思っていた。

「首かけ銀杏」の「首かけ」は、「首掛け」ではない。     (日比谷公園の銀杏」) 
この大銀杏は、現在の日比谷交差点脇にあったものだが、明治32年頃、道路拡張のため
伐採されようとしたとき、日比谷公園の設計者である本田静六博士が、移植不可能といわれた
このイチョウを、「首に賭けて」も移植させるといって移植したのがその名の由来。

何でも、この銀杏の木が、今年の5月、テレビで「都内で一番のパワースポット」として
紹介され、ここを訪れて、大銀杏に向かって、手をかざす人が増えたという。
人の心や体に対して、良い「気」が強く放たれている場所、それがパワースポットなのだ。

             2010.5 2010.5  
             首かけ銀杏 幹周り6.5m 樹高20m      

この公園に来たのは、何十年ぶりだと驚いておられたYさんご夫妻。
大銀杏に手を触れてパワーをもらおうと、張り切っておられたSさん。柵があって、
近づけないことがわかってがっかり。
気功の楊先生がよくおっしゃるが、「こういった木の傍に朝8時頃までは近づかないように。
木は、昼間、吸いこんだ邪気を、夜の間に吐き出しているので、朝、樹の傍に行くと、
邪気を吸いこんでしまう」のだとか。

結局、皆さんも、この大銀杏の木を描くことになった。すでに11時近かった。
「松本楼」のテラスで食事をする人たちを眺めながら、パワーをいっぱいもらいながら、
大銀杏をスケッチ。12時を過ぎる頃から、「松本楼」の前に、人が並び始めたので、
12時半、描き終わった私は、列の最後尾に付いた。

             スケッチ
             スケッチ後、テラスの青い傘の下でランチ               

10円カレーで有名な「松本楼」は、昭和46年、沖縄返還協定反対の過激派グループに
放火されて焼失した。2年後の9月25日、再建されたことを感謝して、毎年、この日、
カレーを10円で提供するようになった。中には、1000円位払う人もいるそうで、
集まったお金はユニセフ、交通遺児育英会などに寄付されるそうだ。

   2010.5   2010.6
           日比谷松本楼             大銀杏 テラス席から
       
15分ほど並んで通されたのが、人気のあるテラス席だった。少し前まで銀杏を描きながら、
見つめていた青い傘の席だった。カレーにも惹かれたが、トマトソースのオムライスを注文。
梅雨時とは思えないカラッとした空気の中、銀杏のパワーを浴びながらのランチは最高。
ちょっぴり贅沢なスケッチ会だった。
今年は、この銀杏が黄葉した頃にも来てみたいと思った。あまり寒くならないうちに。
植物など

半夏生

2010年07月02日
今日は、「半夏生」(ハンゲショウ)。雑節の中では唯一、72節気の「半夏生」からとられた名称。
農家にとっては大事な節目の日で、「チュウ(夏至)ははずせ、ハンゲ(半夏生)は待つな」と
いう諺があるように、夏至が過ぎ、半夏生に入る前に田植えをすることが好ましいとされる。
半夏生の前に無事田植えを終えた農家では、この日の天候で稲作の豊凶を占ったり、
田の神を祭ったりする。この頃に降る雨を「半夏雨」といい、大雨になることが多いそうだ。

また、このころは、「半夏(ハンゲ)」、つまり、カラスビシャク(烏柄杓)が咲く時期にあたる。
「半夏」は、山地の道端や畑地に自生するサトイモ科の植物で、ウラシマソウに似ている。
コルク層を除いた塊茎は、半夏という生薬として、「半夏湯」などの漢方薬に用いられるが、
生の状態では有毒。
           
ハンゲショウ    ドクダミ科ハンゲショウ属
            学名 Saururus chinensis
            別名 片白草

           半化粧 
             
半夏生の頃に咲くのは「半夏」だけでなく、「半夏生(ハンゲショウ)」という、その名もズバリの
植物がある。ややこしい話だが、「半夏生」は、「半夏」(カラスビシャク)とは全く似ていない、
ドクダミ科の植物で、半夏生の頃に花が咲き、ほぼ同時期に葉の表面だけが白くなるという、
白化現象を起こすが、葉の裏側は緑のままなので、「片白草(カタシロクサ)」の別名がある。
また、おしろいを塗ったように白くなることから、「半化粧(ハンゲショウ)」とも。

夏の盛りの頃、トカゲの尾のような白い花が咲き終わると、白い葉の部分は、緑色に近くなる。
花期に葉が白くなるのは、虫媒花であるために、目立つように白くなったといわれている。
半分白い葉は進化して、ドクダミの花びらのように見える白い十字型の苞葉になったと
言われるが、そう思って、十薬といわれるドクダミを見ると、どことなくハンゲショウに似ている。
   
            ドクダミ ドクダミ
                       
昨年6月半ば、Kさんと北沢川緑道で、半夏生の群生を見つけて、大喜びしたものだ。
7月の展覧会に向けて、2人とも、画の制作が仕上げ段階に入っていた時期だった。
あの日、梅雨の晴れ間の1日、しばし、爽やかな気分を味わうことができた。
植物など
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