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「丸子の渡し祭り」

2016年10月31日
街がハロウィンを楽しむ人々で賑わった昨日の日曜日、多摩川下流に架かる
丸子橋の下(大田区多摩川緑地と川崎市側丸子自由広場)で開催された
第3回「丸子の渡し祭り」にごんさんと出かけた。

多摩川下流に架かる「丸子橋」は大田区と川崎市をつなぐ中原街道が通る橋。
この橋が架けられた昭和9年までは「丸子(まるこ)の渡し」と呼ばれる渡し船が
活躍していた。この祭りは「丸子の渡し」は「丸子の渡し復活協議会」の主催。
丸子の渡しを再現し、中原街道往還の歴史や文化を再認識しようというもの。

「丸子の渡し跡」は大田区の文化財。古くは「まりこのわたし」とも呼ばれ、
平安時代の「延喜式」や鎌倉時代の「吾妻鏡」にも出てくる「丸子の渡し」は
江戸時代には江戸への玄関口として重要な役割を果たしていたという。
    大田区多摩川緑地
                 多摩川丸子橋緑地

東急多摩川線沼部駅下車、渡し船で川崎側に渡り、東横・目黒線新丸子駅へ。
電車で多摩川を渡って多摩川駅へ、というルートにしたのは大正解だった。
というのも緑地の臨時「丸子の渡し場」には乗船を待つ列が出来ていたが、
40分ほど待って乗船できたが、川崎側では、気が遠くなりそうな長い列が
つづき、渡船受付は「一時中止」の張り紙が貼られていた。  
   
   川崎側
               丸子橋下自由広場

「丸子の渡し」乗船、凧あげ、「渡し舟」のペーパークラフトの渡し船作りなど
催事が行われ、大田区側では「多摩川回顧写真展」、大田区発祥の揚げパン
販売も。川崎側では「丸子宮元囃子」や「マリコ連」のほか、多摩川の鮎塩焼き、
多摩川河口のシジミ汁などの店にも行列が出来ていた。
ペーパークラフトつくりも楽しそう。りんりんたちを連れてきたら喜んだに違いない。

    ペーパークラフト
                      
乗船体験を待つ間、「多摩川回顧写真展」をみて時間を過ごした。
「丸子の渡し」では乗客はもちろん、牛や馬、荷車や人力車なども運搬。
江戸から肥料となる糞尿を運び、川崎から梨や桃、野菜などが江戸の市場に
運ばれたという。
      3076no4.jpg
            馬もみえる      1908(明治41)年ごろ

1932年頃、2艘の渡し船(長さ約13m、幅約22.7m)の前後には船頭が
立ったという。平常水位より1.5m以上増水すると、渡船中止となったが、
大型の船が出せない時には荷車など対岸に置いたまま、ひと回り小型の船で
人だけが渡ってくるということもあったという。

時代が移ってからは自動車の運搬も行われ、1927年度に54台だった運搬
実績が1931年には1273台に急増。当時の渡賃は人、犬が2銭(約200円)、
牛馬や荷車が5銭(約500円)に対し、自動車は30銭(約3000円)。
年間を通じての渡船契約という形もあったとか。

自動車の普及が進むにつれて、増水すると渡し止めになる渡し船ではなく、
自動車でも安定的に川を渡ることのできる道路への要望が高まった。

     丸子橋完成
            「多摩川回顧写真展」   丸子橋完成 

丸子橋は1935(昭和10)年に開通、2000年、2代目丸子橋へと架け替えられた。
旅・散策・イベント

体力の限界・・・?

2016年10月30日
先週の日曜日、じゅんじゅんの保育園の運動会があった。リズム(ダンス)、
かけっこ、親子競技、年中年長さんとなど、何とかこなしていたのでほっとした。
年長さんはさすが、「ソーラン」をみごとに踊りきった。半年後には小学生だ。

     運動会

ごんさんは祖父母参加の輪投げ?競技参加呼びかけにも応ずることなく、
2時間半の間、敬老席を動かずにいた。それにしても最近はスマホで撮影する
シニアも多くなった。
りんりんから動画で撮るようにと指令がきたたため、雲梯に寄りかかったまま
タブレットとカメラを構えていたせいか、運動会終了とともにどっと疲れが出た。

      運動会
             退屈・・・             孫を追う

ランチ後、皆とわかれてインクを買いに川崎のヨドバシカメラに出かけた。
よくイベントが行われる川崎ルフロンの広場には大勢の人たちで賑わっていた。
この日の午後、行われていた「くすりと健康フェア」で、いくつかのコーナーが
設けられていた。「薬の正しい飲み方相談」や「健康チェック」コーナーのほか、
「薬物乱用防止、献血の推進と救急車の適正使用の啓発」「経口補水液と
電子お薬手帳」の展示、子どもが白衣を着て調剤を体験するコーナーなども。
対応するのは、大勢の白衣に身を包んだ市の薬剤師や薬科大生などだった。

        会場

「骨密度」はそれほど悪くないと思っていたが、最近、まったく測っていない。
血管年齢は心配だ。「骨健康度」と「血管年齢」を測ってみることにした。

    測定
             「血管年齢測定」        「骨健康度測定」

手首で測った「骨ウェーブ測定結果」はA~Eの5段階のうちの「C」で、
「今の生活習慣を少し振り返り、健康維持につとめましょう。ウォーキングなどの
軽い運動がおすすめ。また、カルシウムの多い食事も心がけましょう・・・」

血管年齢は、左人差指で測る。ほぼ「年齢相当」。実年齢より2歳ほど若かった。
筋トレと有酸素運動を細々ながら続けているおかげだろうか。まあ、いいとしようか。

待つ間、白衣の薬剤師さんに「おくすり手帳」についてのアンケートに答えた。
数年前に「電子おくすり手帳」(日本調剤)のアプリを入れた。
系列の薬局で調剤された薬の情報は自動的に記入されるので実に便利。
展示されたharmo(ハルモ)というカード式のお薬手帳も普及すれば便利だが、
加盟薬局は川崎市を除くと少なく、都内は文京区と世田谷区に各2店舗程度。
つれづれ

転売される「御朱印」

2016年10月29日
ここ数年若者の間で流行になっている御朱印。「御朱印ガール」たちは
Twitterで御朱印や御朱印帳についての情報を交換するなど楽しんでいる。
寺院巡りが好きな人だけではなく、刀を擬人化したゲーム『刀剣乱舞』を
きっかけに興味を持ち始めた人が増えているとも。

御朱印は、納経印とも言われるように、お寺で写経し、それを奉納した証と
していただけるものだった。お寺で始まった御朱印が、その後神社に広がり、
現在ではほとんどの寺社でいただけるようになった。単なるスタンプとは違い、
お札やお守り同様、神仏に敬意を払っていただく貴重なもの。(御朱印帳

御朱印がお守りになると知ってから、旅に出るときには必ず携帯していた
御朱印帳だが、記念スタンプ帳のようになったことには気が咎めている。
いつの間にか4冊になった。最近は旅に出ることも少なくなったが、
埼玉県川越の喜多院で初めて御朱印を受けたことをはっきりと覚えている。
さすがに30年も経つと、たくさんのシミができている。(ご朱印帳の効用

   ご朱印帳
              最初の御朱印帳と御朱印 

喜多院の五百羅漢の中に「龍」の羅漢さんをみつけ、卯年の秋、年賀状の
ために再び喜多院を訪れた。年賀状は写生をもとにごんさんが版画にした。

   五百羅漢
              喜多院 五百羅漢      龍の羅漢

喜多院の「五百羅漢」は「日本三大羅漢」の1つ。半世紀にわたって建立された
十大弟子、十六羅漢を含め533体のほか、中央高座の大仏に釈迦如来など
石仏など計538体が鎮座する。全て異なる表情をしている石仏は見飽きない。

「御朱印ブーム」に便乗して、転売がネット上で問題になり始めた。御朱印が
ネットオークションや、フリーマーケットアプリに出品されているという。
一般的に300円ほどでいただける御朱印が、倍以上の金額で出品されたり、
中には、数点の御朱印をセットにして数万円で出品されているものまで。

全国に神社仏閣は15万以上あると言われ、すべての御朱印を集めるのは
単独では無理に違いない。だからといって、参拝せずに手に入れた御朱印に
どんな価値があるのだろう。転売目的で御朱印を受けるというのは論外だが。

寺社の中には「信心なき方の出入りを禁止」の告知をしたり、御朱印を中止に
したところも出てきたとか。転売を避けるために御朱印に○○様と記す方法を
取る寺社もあるという。最近はポケモンが現れる「ポケストップ」や「ジム」に
なっている寺社には信心のない人も集まる・・・?対応に苦慮しているときく。
旅・散策・イベント

変身する「米」

2016年10月28日
新米の季節。米の品種名にはユニークなものが多いが、中でも青森県初の
特A米「青天の霹靂(へきれき)」。市場デビュー2年目となる今年度産の新米が
全国で発売され、出荷量は約3倍に増えたという。(東奥日報)

    精米店
              「青天の霹靂」新米など

米の消費は、パンやパスタなどの選択肢が増えたとこともあるが、高齢化、
単身者急増から少量となり、手間を省く、調理を少なくしたいことから減少。
1965年には年間1人あたり約112kgだった米の消費量は、1998年には
約65kg、2013年、約57kgになったという。
1日1人当たり119gで、お茶碗2杯くらい(2015)。だが、おにぎり、お弁当など
中食の売り上げから見て、一概に「米離れ」とはいえないらしい。

米から作られる製品には、スパークリング日本酒、ワイン&クラフトビール、
炭酸飲料、お米アイス、スイーツ、パン、パスタなどいろいろ。
米粉パン専門の直営店和良が自由が丘にある。1Fがベーカリー、2Fがカフェ。
自由が丘に出たときにパンを買うが、カフェはまだ利用したことはない。

    パン
         「和良」直営店     米粉と米粉パン

主に玄米からつくられるライスミルクというのもある。試飲する機会があった。
牛乳のようで牛乳でないような・・・。牛乳と比べると炭水化物をより多く含む。
カルシウムやタンパク質はさほど含まず、コレステロールや乳糖は全く含まない。
ビタミンやミネラル、カルシウムを添加しているものもあるという。
そういえば、このところ牛乳を飲んでいない。コーヒーに牛乳をいれたことも
あったが、今は何もいれないか、たまにスキムミルクを使ってみたりする。

以前は1日数杯飲んでいたコーヒーも、今は胃腸のことを考えて、家では飲まず、
外では恐る恐る1杯を味わうようになった。
米からつくられた「ライスコーヒー」もあるという。農薬不使用、肥料不使用で育てた
自然栽培米からできたノンカフェインの体に優しい自然派飲料だとか。
ゴボウから作ったコーヒーは飲んだことがあるが、この「ライスコーヒー」は試して
みたいと思っている。
つれづれ

開店前の浅草

2016年10月27日
浅草寺を取り囲むように、昔ながらの商店街が立ち並ぶ浅草。その数は33!
「食べ歩きは浅草の文化」?メンチカツ、メロンパン、アイスクリーム、煎餅など、
食べ歩きを楽しむ人は多い。だが、呉服屋とか洋服店に入り、商品を触ったり
する人たちが増えているとか。ハンカチでなく、洋服や和服で手を拭いたり・・・、
問題になっているという。

      ヤマフジ
                      浅草寺 
    
      もんじゃ

浅草公会堂では、歌舞伎や日本舞踊の舞台を楽しめる。通りには歌舞伎の
演目の図柄が描かれたシャッターも目立つ。

      め組
                 「め組の喧嘩」

      てんぷら
                  「外郎売」

  靴店
               「与話情浮名横櫛」

  菅原伝授手習鑑
               「菅原伝授手習鑑」

      加納商店
                 「三人吉三」

       さわだ屋
                   「藤娘」    
旅・散策・イベント

坐り心地は・・・?

2016年10月26日
公園や歩道などでスツール風の椅子がある。ベンチと違って、あまり長い時間を
過ごすのに向かないのか、本を読んだりお弁当を広げる人はあまり見かけない。

        浅草
                       台東区 浅草
   
     光が丘
             練馬区 光が丘        中央区  新川

       新川
             中央区 新川        世田谷区 二子玉川

      新川
          大田区 久が原遺跡公園    世田谷区 二子玉川
          
        板橋区
                      板橋区

     大田区
             大田区 大森          墨田区 白髭橋
 
     三宝池 
              練馬区 三宝池            杉並区   
旅・散策・イベント

展覧会の季節

2016年10月25日
秋は展覧会の季節。上野でも『ゴッホとゴーギャン展』『ZEN』「『平安の秘仏』など
観たい展覧会は多いが、同じ日に訪れるとなるとなかなかむずかしい。

明日はA氏とYさんと横浜方面2ヶ所。K氏主宰の『能面展』を拝見したあと、
高島屋の『雪月花展 雪二十題』へ。「雪」「月」「花」を題材の3年にわたる
展覧会で、今回の題材は「雪」。現代日本画壇を代表する作家(鈴木竹柏、
竹内浩一、土屋禮一、中野嘉之、平松礼二、松本勝など)の新作20号が
出品される。A氏とは1年ぶり、ご一緒できるのも楽しみだ。

先週は渋谷の画廊で開かれたT先生主宰の展覧会へ。いつもは誘われる
ことが多いOさんを「少し抽象的な日本画」ということで誘った。
T先生に画を習ったことはないが、ご自宅に伺ったりして、画に向かう姿勢、
表現方法などいろいろと学んだように思う。尊敬する先生のお1人だ。

    画廊

今回で29回目の展覧会だが、先生がお元気なうちはつづけるつもりだそうだ。
懐かしいAさん、Kさん、昨年個展をされた I さんにお会いできて嬉しかった。

以前から大好きなI さんの画を、Oさんもまた大いに気に入ったこともあって、
この後、Bunkamuraで『ピエール・アレシンスキー』を観るのを取りやめた。
しばし絵談義をつづけていると、Oさんが、昨年の I さんの個展の図録がほしいと
いうことから意外な展開となった。

今年春、わが家の近くに越してきたOさんとは一緒に行動することが増えた。
I さんとは展覧会のときくらいしか会わないが、実は下車駅が同じ。
そんなことから、明日、2人のお宅の中間にあるわが家にみえることになった。
さらに渋谷区のKさんも「行くわ!」ということに。

帰宅後、Kさんが以前出版された画文集を出してみると、出版を記念した
個展の案内を紹介した新聞の切抜きが挟まっていた。
今年6月に脊柱管狭窄症の手術をされてから取り掛かられたという彼女の
作品はあのころのようにエネルギッシュ!
     
     案内状
            「山」 T先生の画との最初の出会い

   ファイル
                仏画も魅力的    
  
15年ほど前までは展覧会の案内状や写真を保存していた。棚の奥から
ファイルを出してみた。1998年の第20回展、2年毎、22回展まで、T先生の
画と40人近い出品者名の書かれた展覧会の案内状が3枚あった。
Kさん、Sさん・・・懐かしい名前もあった。ご自身が高齢ということもあるが、
介護に追われたり・・・もう、今は画を描かれていないそうだ。  
   
描けるうちに描かなくては。本画もだが、少しデッサンをやらなければ・・・。
明日はI さんたちが見える日、やる気が起きそうだ。
芸術・文化・考古

どんぐりの秋

2016年10月24日
・・・どんぐりみどり 地球もみどり どんぐりいのち 地球もいのち みどりのいのち 
みんなのいのち・・・
 今年7月に亡くなった永六輔氏が植樹の会「ドングリの会」の
依頼で作った応援歌「どんぐりのうた」があることを知った。(東京新聞社説 10.9)         

森へ行かなくともドングリや辛夷(こぶし)の実などで秋を感じる。
「残したいものは何か」「何が大切なのか」を考えながら、木の実を拾ったり、
木々の間から澄んだ空を見上げる時間はこの季節ならではの楽しみだ。

ひと口にドングリといっても、ドングリという木があるのではなく、ブナ科のとくに
カシ、ナラ、カシワなどコナラ属樹木の果実の総称。だが、ブナ科の果実でも
「栗」などはドングリとは呼ばない。      (木の名前から」どんぐり

ドングリは果実(堅果)であり、種子ではない。樹種により形状は多様だが、
ブナ科の果実の共通の特徴として、先端はとがり、表面の皮は硬く、上部は
すべすべして茶色、下部はぶつぶつした薄めの褐色。果実の下部または
全部を覆うおわん状・毬状のものは俗に帽子、ハカマなどと呼ばれる「殻斗」。

ブナ科の植物は雌雄同株で、その花は人目には余り目立たず多くは風媒花。
中には、シイ類やクリなどのように木全体が真っ黄色になるほど雄花をさかせ、
花粉と共に異臭を放つ虫媒花もある。落葉広葉樹常緑広葉樹に分けられる。

*ブナ属  ブナ イヌブナ
        クヌギ
                     クヌギ
*クリ属   クリ

*コナラ属コナラ亜属  コナラ ミズナラ アベマキ クヌギ カシワ ウバメガシなど
       
        コナラ
                  コナラ

コナラ属アカガシ亜属 アカガシ ツクバネガシ シラカシ アラカシなど

*シイノキ属    スダジイ ツブラジイ 
         シイ
                     スダジイ

*マテバシイ属  マテバシイ シリブカガシ
     マテバシイ
                 マテバシイ

「どんぐり」の絵本はいわゆる図鑑よりわかり易い。マテバシイコナラ
違いがはっきりした。拾ってきた実と照らし合わせたりして今も重宝している。
植物など

コインランドリーの進化

2016年10月23日
今日は24節気の1つ「霜降」。秋が一段と深まり、朝霜が見られる頃。
朝晩の冷え込みが厳しくなり、日が短くなったことを実感できる。
初霜の知らせが聞かれるのも大体この頃で、山は紅葉で彩られる。 
また、霜降から立冬までに吹く寒い北風を「木枯らし」という。

暖房はエアコンでなくガスストーブとホットカーペットに頼る。ストーブを出し、
PC机はコタツ机に替えた。まだコタツは入れないが、コタツ掛けがあるだけでも
暖かい。リビングも扇風機をしまい、ストーブを出した。ホットカーペットを敷き、
カーペットを重ねた。なんとか冬支度を終えた。
 
     2014.11
          2年前のじゅんじゅん    カーペットの上は・・・      

クリーニング店に頼んでいたカーペットを、昨年はじめてコインランドリーで
洗ったが、よくわからずに大型機に入れたために少し高くついてしまった。
今年は近くのコインランドリーで簡単に安く洗うことができた。

      銭湯
            大黒湯  文京区         広尾湯  渋谷区
        
かつては銭湯の隣にあったコインランドリーが、女性も使いやすい、オシャレに
進化している。洗濯機を持たない学生や単身者が利用するものと考えられて
きたが、今では主婦層の利用も多いらしい。家族の衣類1週間分が2時間ほどで
洗濯できると、休日に一家で出かけてくるファミリー層の利用も多いそうだ。

カフェスペースやキッズスペースがあったり、常駐スタッフに頼めば洗濯後に
乾燥機に移してくれ、登録すると終了時間を携帯端末に知らせてくれる店も
増えたという。洗濯物を専用バッグに入れて朝預ければ、夕方までに洗濯、
乾燥し、畳んでくれる洗濯代行(2千円)もあるとか。

こうした変化は、共働き家庭が増え、家事の負担を軽減したいというニーズが
高まったことや住宅事情がある。住宅の気密性が向上し、部屋干しすると
結露やカビが発生したり、高層マンションなどで洗濯物を干せないことなど。
さらに、花粉や黄砂、PM2.5などの問題のため、乾燥機に頼ることも大きいとか。
大人の靴なら2足入る「靴洗い専用」洗濯機(洗濯¥200 乾燥¥100)も。

新しいスタイルの店舗では、読書やパソコンを持ち込むなどもできる滞在型で、
時間を有効に使えそうだ。
たまに通る住宅地の中にあるコインランドリーは、いつみても洗濯機などが
まわっていても人はいなかった。腰掛はあったような気もするが、薄暗く、
洗濯機の回る音の中で過ごせないなと思いながら通り過ぎていた。
先日、通りがかると、ガラス戸にはフィルムが貼られ、すでに閉店していた。

    コインランドリー
            大型機のある店          閉店した店

ちなみに、コインランドリーの店舗数は右肩上がりに増えているという。
全国で1万200施設(1996年)だったが、約1万6700施設(2013年)。
旅・散策・イベント

スケッチの日は・・・?

2016年10月22日
今月初めのスケッチの日は心配した雨は降らなかったが、とても寒かった。
多摩川台公園でスケッチした後、早々に引き上げた。

     台公園
           多摩川台公園から多摩川を望む

東急線多摩川駅前の「せせらぎ公園」へ。大田区立「せせらぎ公園」は、
かつては「多摩川園」があったところ。約3㌶の敷地の約3分の1はカシシイ
常緑樹とケヤキ、エノキ、クヌギ、コナラなど落葉樹とで斜面樹林帯が占める。
国分寺崖線に位置するため、豊かな緑と湧水に恵まれている。

紅葉にはまだj早い。ガラス張りの休憩所からしばしのスケッチタイム。
近所で拾った袋いっぱいの辛夷(コブシ)の実をベンチに広げてしばし秋を感じた。

   コブシ
                辛夷の実

公園内にもシイやミズナラ、クヌギなど、多くのドングリが落ちているだろうが、
何しろ寒い。薄いコートで出てきたことを後悔した。
2年前の12月、Uさんと紅葉の中を散策したのだが。  (初冬の公園散策
休憩室で弁当を食べている人もいたが、園内を散策する人は少なかった。

ランチは「さかなやの親戚」というイートイン海鮮レストランに決めていた。
この夏、東急線下丸子駅の裏にオープンした「下丸子マルシェ」には、鮮魚店、
精肉店、青果店などが入っているが、お気に入りは毎朝、築地で仕入れた新鮮な
魚が並ぶ鮮魚店と海鮮レストラン。鉄火丼、サーモン丼など海鮮丼がほとんど。

    マルシェ
          鮮魚 イートイン         精肉 青果など

この日は3回目。迷った挙句サーモン丼に決めた。Uさんは、ご主人が生まれ育った
愛媛の「八幡鯛丼」を注文。真鯛をそのまま、そして薬味と鯛の出汁をかけて
いただくようだ。今度はこの鯛の丼にしようか、穴子丼も美味しそう・・・。
胃の調子が悪く食べられなかった夏がうそのようだ。
旅・散策・イベント

街路灯 千代田区

2016年10月21日
今日は「あかりの日」。1879年の今日、エジソンによって開発された実用的な
白熱電球が40時間点灯し、実用的なものに至り、その偉業を称えて制定された。
金杉橋、 京橋間にガス街路灯が建設されたのは明治になってから。(1874)
その後、銀座に電灯がついた。(1888)

今日では街灯は照明の役割だけでなく、町の景観を構成する要素でもある。
街には各地各様の形の街灯が見られる。    (昼間の街灯 街「灯Ⅱ 
渋谷の街灯 楽しい街灯 街灯Ⅲ 神奈川県の街灯 城下町の街灯

千代田区の街路灯はオシャレなものが多い。
     
    千代田区
          九段           錦橋         有楽町
                      (日本橋川)
     千代田区
         四谷見附橋        聖橋         気象庁前
                       (神田川)

     千代田区
          田安門       帝国ホテル前      新常盤橋     
                                    (日本橋川)
旅・散策・イベント

お会式の日に

2016年10月20日
12日は池上本門寺のお会式の日。お会式に行きたいと帰ってきたりんりん
行くよといったクラスメイトが10人もいたとか。参道のあの人混みを思うと
気が進まなかったが、しぶしぶ彼に付き合うことになった。彼のお目当ては
屋台らしいので、6時からの「お万燈練供養」を待たずに帰る約束で出かけた。

池上駅構内、駅前の道路は電車が着く度に人が溢れかえる。境内、参道、
池上通り、本門寺通りのほか、呑川沿いにまで屋台が立ち並んでいた。
射的、金魚すくい、宝釣り・・・じゃがバター、たこ焼き、焼きそば、綿菓子・・・
季節を感じるのは七味唐辛子だろうか。

彼はじゃがバターを買い、バター、味噌、明太マヨネーズの3種から
結局、バターを選んでたっぷりとつけていた。しばらく持ち歩いたため
テーブルの上で開くとバターはすっかり溶けてレジ袋に流れ出していた。

加藤清正が寄進した96段の石段坂、「此経難持坂」を上り境内へ。
五重塔まで屋台は続く。りんりんはフライドポテトを買いに戻った。
富士山は見えなかったが、池上会館の展望台から眺める夕暮れの街並み、
ライトアップされた神秘的な五重塔は印象的だった。五重塔近くの永寿院では
「お会式献灯供養」が行われていた。

    展望台から
                     展望台から

     永寿院
        日蓮聖人第735遠忌報恩  お会式献灯供養

5時半過ぎ、池上駅に到着。商店街から参道へ向かう最初のお万燈がちょうど
やってきた。臨時改札も作られ、電車を下りた人が踏切を渡りきらないうちに
次の電車が到着。初詣よりはるかに多い人の出に駅は対応に追われていた。
    
        池上駅前で
                    池上駅前

     池上駅

おかしかったのは飴屋さんの前でつぶやいたりんりん。「こういうしごといいね、
してみたいな」。もっとも定年後の話だとか。
みるみるうちにイルカ、リスが生まれる。いつまで見ていても飽きない。

       飴細工
 飴細工
     扇風機で乾かす           イルカに目を入れる

飴細工といえば、新田神社で今年の正月、飴屋さんでじゅんじゅんに買った
「ねこ」の飴は見向きもされず、わが家の棚の上に置かれたまま。
夏を越した飴、袋の中で溶けて固まり、今やどこにも猫らしき形は残っていない。

     新田神社
                   新田神社   2016.1

日本の飴細工は、晒し飴が原料、食紅などで彩色を施した、棒つきのものが
一般に親しまれている。もっぱら大道芸、伝統工芸の1つと見なされている。
良質の水飴が越後で作られて関西方面で広まったともといわれ、江戸では
飴職人が細工をした飴を街に出て売り歩き、細工の技術と種類が増えた。
旅・散策・イベント

朝焼けの空

2016年10月19日
10月9日の朝はいつもの朝と違っていた。  
朝5時半に目が覚めると、北側のどの窓もピンク色に染まっていた。
隣家の灯りがついていたとしてもこれほど鮮やかな色にはならないはずだ。
部屋から出て西側の窓から外をみると、朝焼けだったことがわかった。
南側の雨戸を開けると、東の空はオレンジ色。眩しい。まもなく陽が昇る。
西にいくほど空は紫色に、雲はオレンジがかったピンク色に染まっている。

空が濃く鮮やかな色に染まるのは、空気中の水蒸気量が多いためだという。

東の空
      東5:37
南の空
      南5:37
西の空                 
      西5:37               

南の空
     南5:38

日の出時刻  5:42

西の空
     西5:52

朝焼けが見えるときは、東の空が晴れていて、西から雨になる可能性が高い。
1時間もしないうちに、雨が降り出した。午後になると雨は上がった。

南の空
     3078no6.jpg17:03
南西の空    
     3078no7.jpg17:03
西の空
   3078no8.jpg17:03

日の入り  17:14  
旅・散策・イベント

古武道演武

2016年10月18日
大田区の新田神社では新田義興の命日である10月10日に例大祭が行われる。
義興は新田義貞の次男、南朝の忠臣。義興公が「矢口の渡」(大田区)で憤死し、
祟りを鎮めるため、村老達が塚を築き、新田明神社として創建したといわれる。
平賀源内は新田神社の縁起をもとに浄瑠璃・歌舞伎「神霊矢口渡」を脚色したが、
これが当時の江戸庶民に大変に受け、新田詣が始まったといわれている。
古多摩川の跡を歩くⅡ破魔矢発祥の地武蔵新田の武者行列

新田神社はたまに訪れるが、遠くからケヤキの古木が目に入る。
樹齢700年といわれるケヤキは、第二次世界大戦の空襲を受け、雷に当たって
引き裂かれてしまったが、奇跡的に枯れず、新緑の頃になると若葉が茂る。
上部に宿り木が寄生している。このため、このご神木に触れると健康長寿、
病気平癒、若返りの霊験があるという古老の言い伝えがある。

     ケヤキ
            10.10          りんりん   1.4  

10月10日、宝物殿の特別公開、立身流古武道演武大会の奉納があった。
演武奉納は31回目だというが、初めて知った。刀剣好きのごんさんを誘った。
幸い雨も降らず、自転車2台連ねて1時少し前に神社に到着すると、境内には
ゴザが敷き詰められ舞台ができ、用意された木のベンチは空席はわずか。

席を確保してから、特別公開された宝物殿に入った。
伊勢神宮から撤下された弓、楯などの宝物を収蔵するために建てられた
校倉造の宝物殿には、新田大明神縁起、新田義興公御直筆、和鞍、太刀、
脇差など、戦災から免れた新田神社の様々な宝物が収蔵されている。

まず目に入ったのは、江戸時代の「高家 畠山氏 奉納」の「神楽面」。
江戸時代には、正月と10月10日の大祭で使われていた神楽面だという。 
何とも魅力的な面が7つ並んでいた。トーハク(東京国立博物館)でこうした
神楽面や伎楽面をスケッチしたが、こうした面を見ると描きたくなる。

宗家補佐の「始礼の儀」から始まり、立身流の居合、剣術、鎗、四寸鉄刀などの
ほか、天然理心流と竹生島流棒術の招待演武もあった。
途中退席するつもりが、配られた式次第の最後、「立見流宗家と宗家補佐」の
演武を見たかったので、少し寒くなってきたのを我慢して最後まで楽しんだ。

    立合
                              立合

     二刀
                                   二刀

立合」「居組」「剣術」にも表と陰があり、それぞれに「序」「破」「急」があるという。
奥が深くむずかしいが、解説があるので楽しめた。
「立合」「剣術」「試し切り」や「二刀」のほか、「半棒」「棒」「長刀」「鎗」「四寸鉄刀
(手裏剣)」の演武のほか、「やわら」などバラエティに富んでいて退屈しなかった。

       剣術
                        剣術 表

    やわら
                                 やわら
     宗家
              棒の演武            宗家と宗家補佐

ちなみに、棒は6尺(約180cm)、長刀は7尺(約210cm)、鎗は9尺(270cm)。
旅・散策・イベント

車内の秋

2016年10月17日
3月から東急池上線と多摩川線を走っている紺と黄色のツートンカラーの電車
(1000系)を見かけることはよくあるが、乗ったのは10回ないかもしれない。
この色はかつて池上線で運転していた車両を27年ぶりに再現したものだという。
側面の「T.K.K」のロゴマークが懐かしい。         (ラッピング車両

   3074no1.jpg

車内もレトロ調になり、化粧板は木目調、吊り手は木製となっている。
ほかの車両と違うのは、車内のポスター。一般の広告はまったく存在しない。
春のテーマは、池上線戸越銀座駅の「木になるリニューアル」オンリー。
初夏にはアジサイ、夏には風鈴、スイカ、金魚といった夏らしい演出だった。

       春
                 「木になるリニューアル」
       初夏
                    アジサイの初夏
       夏
                   スイカ 金魚・・・の夏  

先日乗ると、車内は「祭りとイベントの秋」。池上本門寺のお会式、「蒲田映画祭」
「おおたオープンファクトリー」などの、池上線、多摩川線沿線で行われるお祭りや
イベントの案内が掲示されていた。これらの情報から「丸子の渡し祭り」や「新田
神社例大祭」で行われる古武道演技を知り、出かけてみようと思った。

     秋
     秋
     雉子神社 例大祭   新田神社 例大祭  池上本門寺 お会式

次は11月?それとも12月だろうか、どんなテーマになるのか楽しみだ。
旅・散策・イベント

開店前の旧千住宿

2016年10月16日
江戸時代、日本橋を起点に伸びる東海道、中山道、日光街道、奥州街道、
甲州街道の五街道が整備された。
日光街道は、徳川家康の廟所が静岡の久能山から日光東照宮に移され、
将軍の日光参詣が制度化されたことによって整備された街道。
日本橋から日光鉢石まで36里(約143km) 21宿の街道で、宇都宮までの
17宿は奥州街道の宿場と重なっている。

日本橋を発って最初に到着する宿場町が千住。品川宿同様、今も往時の面影が
残されている。
東海道の品川宿のシャッターにも画が描かれていた。(開店前の品川宿

    写真スタジオ
        海苔
       ?
     はきもの
      きもの                      
     床屋と?
旅・散策・イベント

お気に入りスポット

2016年10月15日
わが庭で生まれた猫は4匹。南側に拠点を置いていたトラは病死し、兄ケシ
行方不明になった。それまで遠慮していたのだろうか、日に1回しか現れなかった
アミが9月になると、日に3回ほど顔を見せるようになった。

玄関から門、アプローチで過ごすのはククトモ。彼女が3年ほど前だろうか、
さいとうさんのところに集まる地域猫たちと折り合いが悪かった猫。
最初のうちはアプローチでククと過ごしてたのが、次第に門の中に入ってきて、
西側の物置の上で過ごすようになった。
ついには玄関の前の切り株の上など、その時々に気に入った場所でくつろぐ。

  2016.52016.5

ククの方は警戒心が強いが、トモはもっとも懐いている。自転車で出かけるとき
道路まで見送り、戻ったときには迎えてくれる。まるで飼い犬のようだ。

    誘導2016.6
                 出迎え  誘導するトモ
   
今年8月、トモはいい場所をみつけた。北側の猫柳の木陰に置いてある
大きな箱の上で過ごすことが多くなった。すぐ横を通ってもまったく動かない。
たまに眠そうな目を開けることもあるが。

    2016.8
     2016.9
     2016.9  
動物など

9月の雲

2016年10月14日
今年の9月、東京では上旬の9日間は真夏日となった。
真夏日は11日、夏日10日、熱帯夜2日。平年の平均気温を1.6℃、
日最高気温を0.8℃、日最低気温を2.2℃も上回った。
日照時間が短く、平年の66%ほどの79.4時間。
23日間は雨、大雨は4日も。快晴の日はなかった。

いわし雲、さば雲など秋らしい雲はあまり見かけなかった。

5日 33℃となった。
  9.5 9.5
     9.5 9.5
    
6日
     9.6 9.6
       
8日
       9.8 9.8
        9.8 9.8

26日、28日と真夏日となった。
     9.28 9.28
旅・散策・イベント

「鳥獣戯画」の思い出

2016年10月13日
国宝絵巻「鳥獣人物戯画」4巻のうち甲巻について、和紙に付いた刷毛の跡から
絵の順の入れ替わりが裏付けられたことが修理報告書(京都国立博物館編)に
よって分かったという記事が載っていた。(東京新聞 10.3)  
                    
「鳥獣戯画」は、正式には鳥獣人物戯画と呼ばれる。世界遺産の高山寺に
伝来する甲乙丙丁の4巻からなる絵巻物。平安から鎌倉時代の作品とされ、
鳥羽僧正作とされるが、よくわかっていない。漫画やアニメの原点ともいわれる。
以前、野川を散策中にうさぎや蛙などが彫られた木の塀に驚いたことがあった。

    塀
                   
23枚の和紙をつなげた甲巻(約11m)は擬人化された動物が描かれた代表作。
従来、絵に連続性がない箇所があることから入れ替わりは指摘されていたという。

          入れ替え
            
江戸時代初め、後水尾天皇の中宮東福門院和子によって本格的な修復が
行われた際、編集された可能性があるという。その後、1881年ごろに修復。
今回は2009年に京都国立博物館で実施された。

「鳥獣戯画」といえば、F先生とSさんを思い出す。日本画を習うようになって
通い始めた「日本画デッサン教室」で、先生が芸大時代模写されたという
「法隆寺阿弥陀三尊像」や原寸大の巻物「鳥獣戯画」(トーハクミュージアムで
5万円以上)などを模写する時間があった。     (鳥獣戯画の模写

この模写の時間が好きな人も多く、とくにSさんのように甲巻すべて模写して
巻物に表装された人も数人いた。F先生が他界されてすでに12年が経つ。
Sさんも昨年秋、逝かれた。             (F先生 万年筆で写経

    模写
             模写した甲巻(一部)

私はといえば、模写の時間は苦手で、ずる休みしたこともあった。それでも
模写した「鳥獣戯画」は8枚あった。そのうち写したと思わずに再び描いて
しまった場面が2枚もあった。「この作者は左利きだろう」とF先生に伺って以来、
上手に描けないのは、自分が右利きだからなのかと言い訳をしていたことも
懐かしく想い出される。もっと熱心に練習しておけばよかったと後悔しきり。
芸術・文化・考古

「街路樹が泣いている」

2016年10月12日
杉並区西荻窪の「坂の上のけやき公園」のケヤキを見ながらカフェ「カノン」で
食事をしたとき、千代田の街路樹を守る会のパンフと署名用紙をみつけた。
西荻窪のケヤキは地元住民の存続運動が実り、マンション建設計画による
伐採の危機を免れた。                 (坂の上のけやき公園) 

      カノン

                   カノンから見える「トトロの樹」
  
カノンの山中さんによると、ひとりの女性が「千代田の街路樹を守る会」を
立ち上げたという。署名用紙を預かった。       (坂の上のけやき) 
  
千代田区内の白山通り、明大通り、神田警察通りの街路樹が伐採される。
「URGENT」「たった2週間のオリンピックのために、なぜ樹齢100年の街路樹が
伐採されるのでしょうか?」「議会や住民も知らないうちに工事が進められた。
なぜ強引に工事しなければならないのでしょうか?大木32本を含む400本の
街路樹を助けて!」 
と書かれていた。

今年7月、神田警察通りのおよそ樹齢100年近の大木に、突然「樹木撤去の
お知らせ」が貼られたという。開発の目的はオリンピックを見据えた、区道の
明大通りと神田警察通りの自転車道整備や都道白山通りの電線の地中化。
すでに住民などから署名陳情も出ているが、9月時点で設計の変更や中止には
至っていないという。現在工事は中断している。

明大通りのプラタナスがどうなっているか気になって、新宿に出た序でに
立ち寄ることにした。ちょうどオリンピック・パラリンピックのパレードが行われて
いるころ御茶ノ水へ。駅を出るとさすが学生街、大勢の人に圧倒される。
     
   明大通り   明大通り
                  お知らせの看板
                               
大好きなプラタナスの街路樹がつづいていた。なぜプラタナスが伐られて
マグノリアに・・・?マグノリアって、つまりはモクレンの園芸種ではないか。

         プラタナスの実
                     プラタナス

幹の面白さ、大きな葉、かわいい実・・・、夏には涼しい木陰をつくるプラタナス、
そんな魅力的な樹を伐らなくてはならないという理由がわからない。
マグノリアの魅力は花・・・?オリンピックの夏には花は終わっているのに。
そんなことを思いながら駿河台交差点でUターン。暗い気持ちで駅へ向かった。

木がなければ、私たちは生きられません。木を大切にすることは、自分たちと
未来を大切にすることです。「愚者は木を伐る、賢者は木を残す」と言います。

「アトリエカノン」から署名用紙を持ち帰った数日後、Yさんと I さんに署名を
お願いした。Yさんによると、前日、ちょうどテレビで取り上げていたそうだ。
ネットによる署名も10月2日から始まり、5日夕現在の賛同者は1万5000人。

白山通り---オリンピックの予定マラソンコース。電線地中化のための工事。
街路樹130本のうち50本を伐採する計画。道路東側は26本が伐られた。
西側は12月に工事予定だが、議会の結論を受けて対応。

明大通り--- 歩道拡幅のための工事。
カルチェラタンをイメージしたプラタナスの街路樹。プラタナスを全て伐採し、
代わりにマグノリアを植える計画。10月予定の伐採は議会の結論を尊重。

神田警察通り---​自転車道整備のための工事。現在は工事を中断。
西端は樹齢100年近いイチョウの大木32本とプラタナス5本。
7月に工事計画を掲示して間もなく、伐採のため枝を半分程度落とした。
幹を伐る直前に市民に発見され問題が顕在化。区議会や住民にはまったく
知らされていなかった。伐採後は、別の樹木を植えることを検討。 
植物など

寒河江の思い出

2016年10月11日
東日本大震災から5年と7ヶ月。この半年、ラインで「河北新報」を読んでいるが、
いつの間にか「東奥日報」も入るようになり、原発事故関連の記事も目にする
機会が増えてきた。避難解除が行われたり、街づくりも進められ、復興へ向けて
歩んでいる。だが、病院が再開しても調剤薬局が近くにないなど、課題は山積。

9月末、山形県の寒河江市という懐かしい地名を久しぶりに目にした。
東電の原発事故で発生した放射性物質を含む指定廃棄物のうち、寒河江市で
保管されていた廃棄物の放射性物質濃度が国の基準を下回ったことから、
指定が解除され、一般ごみとして埋め立てられたという。(「河北新報」)
放射性廃棄物の指定解除は千葉市に次ぎ2例目。処分は全国初。
ちなみに、指定廃棄物は岩手、宮城、山形、福島を含む全国12都県で
約17万5000㌧(6月末現在)保管されている。 
         
寒河江市は2度訪れた。最初は16年前の夏、ごんさんが山形市内に赴任中。
2度目はその年の12月だった。Kさんとすでに亡くなられたHさんとKさん、
絵の先輩3人を寒河江、羽黒山など庄内の旅にご案内した。 (庄内の旅

北山形駅から左沢駅の間を結ぶ「左沢(あてらざわ)線」は、「フルーツライン」の
愛称があるように、寒河江はとくにさくらんぼで有名。月山と朝日連峰を見ながら
川沿いに「さくらんぼサイクリングロード」を歩いたことがあったが、サクランボの
収穫が終わっているせいか、ほとんど人に会わなかった。
     
       夏2000.7
                夏の月山       溝延橋より     

夏と冬、寒河江川に架かる溝延橋の上から月山と寒河江川をスケッチした。
寒河江川は、朝日岳に水源を持つ一級河川で、溝延で最上川に合流する。
     晩秋2000.12
                晩秋の月山     溝延橋より
                
慈恩寺は、行基によって見い出され、聖武天皇の勅による創建とされる古刹。
江戸時代に寺領東北随一を誇り、出羽三山とともに修験道の寺としても栄えた。

周囲の中世城館群や行場などの境内地は国の史跡、本堂(国指定重文)、
山門、薬師堂、三重塔(県指定)などが立ち並ぶ。茅葺の本堂宮殿内には、
木造弥勒菩薩及び諸尊像などの秘仏(非公開)や薬師如来、日光・月光菩薩、
十二神将など国や県指定の重要文化財が数多くある。

    三重塔
         7月       慈恩寺三重塔       12月 

実は、寒河江の三重塔がある寺の名が思い出せなかった。2度訪れたのに、
この寺でカレンダーを買ったのに・・・。情けない。どうしても思い出せずに
アルバムを開いた。慈恩寺だった。夏冬2枚の三重塔はほぼ同じアングルから
撮っていることに驚いた。12月、塔の後方に色づいた樹がみえる。

慈恩寺ではスケッチできなかったが、羽黒山の五重の塔や鳥海山を描く絶好の
ポイントからは皆でスケッチできてうれしかった。
生まれ育ったのは東京だが、第二の故郷は、祖父母、父の故郷九州でなく、
何度も旅した北東北、庄内地方のように思えてならない。
旅・散策・イベント

大忙しの運動会

2016年10月10日
10月10日だった「体育の日」は、2000年から10月の第2月曜日となった。
今年は今日10月10日。

9月も残暑が厳しく、熱中症の心配もあるとかで、運動会は秋でなく、5,6月に
行う学校が多くなったという。(66%) 
孫娘たちの運動会は雨で翌日に延期になったが、当日はまさに運動会日和。
孫娘は2年生、5年生ともリレーの選手に選ばれた。低学年は午前の部の最後、
高学年は午後の部の最後のため、今年は閉会式まで楽しんだ。

5年のゆうゆうは大忙し、リレーのほか、「短距離走」「騎馬戦」「組体操」、
そして全員で「大玉送り」「ソーラン」。ほかに徒競走やリレーの係で大活躍。
保育園時代のゆうゆう・・・もう5年以上も前のこと。感無量だ。

    プログラム

「組体そうは一生懸命練習したよ」「騎馬戦は上に乗ってるからたくさんぼうし
とれるようにがんばるよ」と、プログラムにゆうゆうのメッセージが書かれていた。
約束通り、騎馬戦では4人か5人の帽子をゲット。

リレーは赤、黄、白、青に分かれて走る。あいあいの黄組は1着でゴールイン。
ゆうゆうは、バトンを受けたときの2位のまま次のランナーに渡せたのでほっとした。
最終的には3着だったが。

    組体操
             息もぴったり 組体操  

    騎馬戦
                 騎馬戦

    ソーラン
             6年生には最後のソーラン

面白かったのはPTA・職員による「じゃまじゃま玉入れ」。赤組に息子を発見。
いっしょに昼食をとったときに参加することをきいていなかった・・・。
反対チームカラーの大きな円がついた棒を持った先生が、玉の飛んでくるのを
邪魔をするが、思ったより入るもの。

     玉入れ

ワーワー歓声の上がる中終了。100を軽く超え、籠からこぼれるほど入った
白玉だったが、赤と同数だったのには驚いた。
2人とも朝と放課後、練習に励んだとか。実に充実した運動会だった。
身近な人びと

坂の上のけやき

2016年10月09日
杉並区に「トトロの樹」と呼ばれて親しまれてきたケヤキの大木がある。
西荻の住民たちの保存運動が実を結び、公園として生まれ変わった。

2010.4.24   初めての出逢い      (坂の上のけやき公園
開園まもなくのケヤキの周りには子どもたちが思い思い遊んでいた。
入口に立つ石板には「みんなの想い」が記され、花壇の下には保存運動の
署名簿、このケヤキのことが掲載された新聞の切り抜きなど、住民の思いが
詰まったタイムカプセルが埋められているという。
   2010.42010.4.24
          開園まもなく 柵もないころ

2015.12.17  Kさんと スケッチを兼ねて (再会したトトロの樹)  
5年ぶりに出逢った「トトロの樹」にはベルトが巻かれ、柵ができていた。
天気雨の中、軽くスケッチ。わずかに残る葉はオレンジ色に輝いていた。

2015.12.22  Fさん、Sさんと     (トトロの樹を眺めながら
公園前のカフェ「カノン」の「トトロの樹」が見えるテーブルでランチをいただいた。
オムライスやカレーライス、どれも美味しそう。迷った挙句、3人ともカレーを
注文した。このカレーは水を使っていないとか。

      2015.12.222015.12.22
                ベルトが痛々しい

店長の山中さんによると、樹に亀裂が入ったのは2012年。2014年の秋、
枯れ始め、翌年春には葉の出が遅く左右不均等の異常な状態に。
プロによる樹勢回復が行われたおかげで、葉に勢いが出てきたという。
黒いベルトが巻かれた幹、痛々しいが。    (元気になったトトロの樹
   
2016.10.2  ごんさんと    
孫娘たちの運動会の後、東西線で早稲田駅で下車。お彼岸から延ばしていた
墓参をすませた。ごんさんにもトトロの樹をみせようと西荻窪駅まで戻った。

     絵本

「カノン」で、と思っていた絵本を購入。白山通りなどの400本もの街路樹が
議会も住民も知らないうちに伐採工事が始められたということを知り、
千代田の街路樹を守る会による街路樹保存を求める陳情に署名した。 
翌日の胃カメラ検査のため早めの夕食。ごんさんはカレーライス、私はオムライス。

2016.10.4   Oさんと
「トトロの樹」をみてみたいというOさんと出かけた。真夏日の予報が出ていたが、
風があったせいか、暑さはさほど感じられなかった。樹の周りを巡りながら
カメラに収めるOさん。2日前とは違う表情をしているように感じて、また、数枚
撮ってしまった。帰宅後の整理が大変なのだが。

        2016.102016.10.4

お気に入りのカフェで、樹を見ながらのランチは最高。カレーと紅茶、カボチャの
チーズケーキを半分ずつ。前日の胃カメラの結果が問題なかったこともあるが、
美味しいものを食べられる幸せをしみじみ味わった。

「どんぐり公園(井荻公園)」では童心にかえってクヌギやシイの実を拾い、
善福寺川沿いに歩き、途中、有田焼のお店を覗いたりしながら西荻窪駅へ。
今度は黄葉の時季に、スケッチブックを持って。
植物など

湯たんぽ生活

2016年10月08日
今日は24節気の1つ「寒露」。寒露は晩夏から初秋にかけて野草に宿る
冷たい露のこと。大気の状態が安定して空気が澄んだ秋晴れの日が多くなる。

湯たんぽを使い始めた。湯たんぽといえば、寝床の中だけで使用するのが
普通だが、この「湯たんぽ美人」という班目式の湯たんぽは身体の部位を
集中的に温めることができ、冬場だけでなく、夏の冷えにも効果的。
『免疫力アップ!「湯たんぽ」で「冷え性」が治る』などの著者である班目健夫氏
東京女子医大附属青山自然研究所クリニック)は西洋医学と東洋医学などの長所を
生かす統合医療を研究実践する医学博士(内科・肝臓病学)。

ラジオから聞こえてきた「免疫力」「自律神経」といったことばに手がとまった。
『オンナnoミカタ」(NHK第1)という「アラフォー女子」向き番組だった。
免疫力の低下、自律神経の乱れ・・・アラフォーではないが、まさにぴったりの
テーマだった。メモを取りながら聴いた。

冷えは万病の元と言われるが、それは冷えで血液の流れが悪くなるから。
血流が滞ると老廃物の排出も滞り、免疫力が低下して病気を招くことになる。
斑目氏は「頑固な冷え性には、1年中湯たんぽを使って欲しい」という。
この湯たんぽの熱量は、電気毛布やアンカなどと比べるとずば抜けてよく、
皮膚も乾燥せず、身体が温まるとともに冷めていくのもいいそうだ。
ラジオから「あったか~い」「きもちいい~」といった声がきこえてきた。

湯たんぽで温めると、内臓の働きは活性化、新陳代謝アップ、イライラ解消。
病気に対抗する免疫力が素早くアップし、冷え性が原因で起こる症状を解消。
肩凝りなどの痛み、消化器や呼吸器、泌尿器の病気のほか、高血圧にも
効果抜群。むくみや花粉症も改善するとか。
  
    ゆたんぽ
        蓋を逆さにはめればジョウゴに 

湯たんぽは面倒で電気あんかや電気毛布で冬を過ごしてきたことを反省。
真夏でもお腹が冷たい。飲み物も冷たいものは避けたり、漢方を飲んで
何とか対処してきたが、もう限界。湯たんぽに限ると早速Amazonで注文した。

湯たんぽが届くとすぐに使ってみた。1つずつでも2つを合わせても使える。
椅子に腰かけて湯たんぽを抱えて腹筋を、乗せて大腿四頭筋(太腿上側)を、
座面でお尻を、卓上に置いて頬杖をついて二の腕と、4つの大きな筋肉を
順番に温める。それぞれ3~10分程度。

免疫細胞の70%は腸でつくられ、その細胞を強くしているのが腸内細菌。
藤田紘一郎氏(東京医科歯科大学名誉教授)は腸内細菌を増やして免疫力アップにと
「酢たまねぎ」のレシピを紹介された。

       玉ねぎ

玉ねぎと酢と蜂蜜、塩少々を合わせるだけ。冷蔵庫で10日ほど保存可能。
免疫力アップのためならと、早速、つくった。3日ほどおいてからが美味しいそうだ。
鰹節をのせたり、サラダやマリネにしても美味しい。毎日少しずつ食べることにした。

湯たんぽ開始の日は蒸し暑く30℃近くあったが、湯たんぽをお腹と太腿に当て、
扇風機の風を上半身に当ててPCに向かった。湯たんぽが冷めるにつれて身体は
温まり、気持ちがよくなった。
湯たんぽ生活をつづければ、冬ごろには免疫力アップが期待できそうだ。
つれづれ

あの「万里の長城」が・・・

2016年10月07日
世界遺産に登録されている中国の「万里の長城」が、原形をとどめない姿に
変わり果てたというニュースに一瞬自分の耳を疑った。
長城の上部が白いコンクリートのようなもので真っ平らに塗り固められ、まるで
山間部を通る舗装道路のように様変わりしたという。

ずさんな補修工事が行われたのは明代の面影を残す遼寧省の「小河口長城」。
観光客のために整備されていない「野長城」の中でもっとも美しいと言われた。
燕山山脈の稜線に長さ8.9 km、31敵楼、18戦台、14烽火台を残している。

だが、風化が激しく、1m以上の石積みの壁は大雨などが降れば、いつ崩れるか
わからぬ危険もあり、放っておけば長城の消失にもつながると、2013年に
補修に着手、14年に作業を終えた。

   長城
     八達嶺 2002.10           小河口

工事は応急処置として砕けていた明時代の磚(せん)などを集めて白灰土で
固めるという単純なもので、磚(煉瓦)は隠れ、美観も風情も台無し。
舗装路のような「小河口長城」の写真がSNS「微博」(Wei bo)にアップされると、
「遺産の破壊」との非難の声が上がり、英字紙「チャイナ・デーリー」は「歴史に
対する犯罪だ」と論説記事で批判した。

  八達嶺
                     八達嶺             2002.10
        居庸関
                     居庸関             2002.10

総延長2万1196 km余の万里の長城。訪れたのは北京市内から60kmの
「八達嶺」と50kmの「居庸関」を訪れただけだったが、それでも万里の長城で
スケッチをするという長年の夢が叶って感激した。前日雪が降った。うっすらと
雪化粧した山々の紅葉が印象に残っている。10月末、14年も前のことだ。
                      (初めての北京訪問晩秋の北京から

話は戻るが、明時代遺跡の3分の1が消失した原因は、壁全体の倒壊、烽火台の
磚脱落、風雨の浸食などのほか、非常に中国的理由がある
とか。
フリージャーナリスト福島香織氏の話(TBSラジオ「荒川強啓デイキャッチ」)には
ショックを受けた。地元民が磚を勝手にはがして、住居や家畜小屋の建築資材
として持ち去ったり、転売したりする問題が深刻だ。中国では、文化財保護、
景観保護という意識がまだ低く、長城の落書き問題、ゴミのポイ捨て問題など、
文化財修復技術問題以前のモラルの問題もある
と福島氏。

さらに驚いたのは、国の管理下でずさんな補修工事は行われたらしいが、当局の
工事責任者が処罰されたというニュース。処罰で済む問題なのだろうか。
世界遺産である万里の長城を守っていくのは気が遠くなるほど難しい気がする。
中国・中国の旅

空から眺めると・・・

2016年10月06日
「空から眺めた荒川の旅」という記事(東京新聞 9/16)を見て、隅田公園の
ギャラリーで絵本の原画展を知った。村松昭という名には見覚えがあった。
わが家にある「多摩川」「野川」「玉川上水」の鳥瞰絵図とりんりんの家にある
「たまがわ」の絵本の作者だとわかった。

     鳥瞰絵図

この鳥瞰絵図との出会いは忘れもしない野川をスケッチしながら歩いたときだ。
武蔵野国分井崖線・ハケの道にあるカフェで湧水で淹れたコーヒーをいただき、
「野川」の絵図を購入したように記憶している。その後、「玉川上水」「多摩川」を
手に入れて、この絵図を手に何度か歩いたことを想い出す。

      自由研究

「多摩川」の絵図は絵本の「たまがわ」とともにりんりんの夏休み自由研究の
際に非常に役に立った。3年も前のことだ。模造紙を横につなぎ、絵図を参考に
川を中心に、両岸に説明や画をかき、写真を貼って「多摩川」をが完成した。
学校から戻った「多摩川」はしばらく彼の部屋に貼ってあった。          
  (身近な多摩川 多摩川の河口 Ⅰ」 「Ⅱ」 大掃除は大変だ・・・

「原画展」に行かれたのは最終日。リバーサイドギャラリーは都営地下鉄の
浅草駅下車すぐのはずだが、駅前の地図に「リバーサイドホール」をみつけ、
吾妻橋を渡って墨田区に入った。区役所に着くと、ホールもギャラリーもあるが、
展示は「原画展」ではなかった。ギャラリーは花川戸、台東区だと気づいて、
雨の中再び橋を渡り、振り出しに戻った。どうかしていた。

     絵本原画 
                「あらかわ・すみだがわ」原画18枚
 
昨年、りんりんと「流しびな」に訪れた隅田川沿いにギャラリーはあった。
会場にはこの夏発行の絵本「あらかわ・すみだがわ」の原画、多くの山や川の
鳥瞰絵図のほか、屋久島、遠州灘や北陸新幹線鳥瞰絵巻なども展示されていた。

      鳥海山
             鳥海山             飛島   

登ったことはないが、もっとも好きな山「鳥海山」と、酒田から船で行った「飛島」の
鳥瞰図もあり、飛島からスケッチした島も載っていて懐かしさがこみあげてきた。

村松氏は約40年前から、デザインの仕事の一環で、上空から見た山(「奥多摩」
1981))の絵図を描き始めたそうだ。高尾山、秩父・奥武蔵、富士山、南アルプス
(2016)など7冊、川は「多摩川」(1986)から始まり、大井川(2015)まで10冊。

絵本も「たまがわ」から今回の「あらかわ・すみだがわ」まで7冊も発刊されている。
村松氏としばらく話をして、迷った挙句、「荒川・隅田川」(1988)の絵図を購入した。
大好きな秩父の山奥から流れ出し、隅田川にわかれて東京湾に注ぐ荒川。
改訂版のため、隅田川沿いにはスカイツリーも堂々と立っている。

          荒川隅田川*Click!
           「荒川・隅田川 散策絵図」 (300×20) *Click!

隅田川や荒川沿いの地を訪れても、横十間川、大横川、旧中川、綾瀬川など、
突然現れる川がどこから流れて来ているのかわからないまま歩いていた。
このとき、この絵図を持っていたら数倍楽しい散策ができたと思う。
多摩川は、中流から下流はお馴染み、河口まではりんりんと歩いたこともある。
この秋、散策絵図と岩淵水門付近から「荒川隅田川散策」のリベンジしよう。
旅・散策・イベント

犬に 猫に カンガルー?

2016年10月05日
和楽器の素材となる動植物の入手がますます困難になっているという。
とくに三味線の胴に使われる犬と猫の皮はほとんどが輸入品で、皮に限らず、
棹の材料、胴や棹の材料、糸巻きの黒檀、象牙、撥に使われるべっ甲など、
三味線の材料のほとんどは輸入品。

三味線に猫の皮を使うときいたことがあるが、実際には犬皮の方が多いらしい。
猫は腹の部分の皮、犬は背中の部分の皮を使う。猫皮は貴重で価格が高く、
高級な細棹三味線と地唄用の中棹三味線、稽古用三味線や太棹三味線には
すべて犬皮だとか。

近年は、中国などから仕入れてきた三味線に使う猫や犬の皮は、食文化の
変化や世界的な動物愛護の高まりを受け、輸入がほぼ停止、新たな素材が
入手できなくなっている。このような事態に対処しようと、三味線の製造業者や
奏者、研究者たちは代替素材の開発を急いでいるという。

           記事
               カンガルーの皮   (河北新報)

ラインで送られてきた9月の『河北新報』に「カンガルー三味線」の記事によると、
猫や犬の皮に代わる素材としてカンガルーの皮を胴に張った三味線の開発を
進めているという。オーストラリアでは、カンガルー皮は頭数制限を目的に、
一定数が駆除されて安定的に確保できる利点があるという。

最近は猫の減少などさまざまな理由から人工皮や代用皮もできているが、
「伝統芸能に関する生業」として許可された専門のハンターが、捕らえた猫を
皮業者に売っているそうだ。これについては動物保護と三味線という伝統
芸能の保護との観点からさまざまに議論されているというが、難しい問題だ。

悪質な野良猫は皮の質に問題があることが多く、飼い猫を狙う例も後を
絶たない。里親になりすまし飼い猫をだまし取る詐欺も増えているとか。

 トラとケシ2016.5
                  在りし日のケシとトラ   

トラが庭に来なくなってまもなく、仲のよかったケシが姿を消して3ヶ月近くになる。
結局、トラは1晩入院後の病死とわかっているが、ケシに関してはまったく不明。
ケシはとてもノラ猫にはみえない。毛の艶もいいし、どうみても飼い猫だ。
猫のハンターに捕まってしまったのではないか・・・。
ひょっこり現れるのではないかと思って窓の外を探すことも最近はなくなった。
動物など

金木犀の香るころ

2016年10月04日
9月26日、りんりんと信号待ちのときに目に入った金木犀はまだ蕾だった。
彼がキンモクセイの名を知っていたので嬉しかった。池上本門寺のお会式
(10/12)のころ金木犀が香ると、母はよく言っていた。昔はそのころには
コートが必要になったとも。
        
蕾を発見ししてから2日後、Oさんに誘われてランチをご一緒した。
行きには気づかなかったが、帰り道、黄橙色の小さな点々が目に入った。
あの芳しい香はまだしなかったが、9月に金木犀が咲くとは・・・!

それまでまったく気づかなかったのに、ある日突然、香り始める。
どの花も一斉に香り始めるから不思議だ。そして、雨や風にあっけなく散る。
金木犀」が「咲いた」というツイートは25日までは1000件ほどだったが、
26日から増え始め、27日夕方、1日で3万7000件に達したようだ。

中国南部が原産で、江戸時代に日本に伝わった。もともとは銀木犀の変種。
本来は雌雄異株だが、輸入された際に雄株しか入ってこなかったことから、
日本にある金木犀には実(種)がつかないという。     (金木犀) 

    木犀
           金木犀               銀木犀

金木犀の香りは、花の香りの中でもっとも遠くまで届くそうだ。一斉に咲くこと、
全体として数が多いから強くはるというのではなく、1輪でも十分に香る。
この香りが苦手な人もいる。香りに含まれる「γ-デカラクトン」といった成分は
昆虫を寄せつけないという。人も嫌だと感じるのは当然なのかもしれない。

金木犀は、昔から観賞のためだけではなく、食用の庭木として育てられてきた。
中国では花弁を3年間白ワインに漬け込んだ「桂花陳酒」や「桂花茶」が有名。
菓子や漢方薬など、日本でも花弁を砂糖漬けにしたジャムがつくられている。

中国語で金木犀は「丹桂」や「桂花」、「桂」は木犀。広西チワン族自治区の
「桂林」という地名は木犀の木が多いことに由来する。
桂林に旅したとき、ガイドさんに案内されたお茶屋さんで「桂花茶」を買った。
しばらくの間、牡丹色の茶筒は記念にとってあった。

     桂林
               漓江下り      桂林白沙鎮

中国には「八月桂花香」という諺がある。中秋節は農暦(旧暦)の「八月十五」。
金木犀香るころ、月を想いながら蘇東坡の『水調歌頭』を故黄老師と詠った。
さまざまな思いを込めて、中国語の同窓会を「桂花会」と名付けた。

旧8月15日の月が「中秋の名月」または「十五夜」「芋名月」といわれる。
日本では旧9月13日の「後の月」または「十三夜」「栗名月」にもお月見をする。
今年の「後の月」は10月12日。ちょうどお会式の日になる。
植物など

「ら抜きことば」

2016年10月03日
文化庁の2016年度「国語に関する世論調査」が発表された。
「見れた」(48.4%)、「出れる?」(45.1%)という「ら抜き言葉」を普段使う人の
割合が、「見られた」(44.6%)、「出られる?」(44.3%)と、1995年度の調査
開始以来、初めて多数派になったという。10代はとくに8割近くが「見れた」、
6割が「出れる」を使っている
とか。 (全国16歳以上の男女3589人対象)

1995年度の調査では、「食べられない/食べれない」「来られる/来れる」
「考えられない/考えれない」のどちらを使うかを聞いたところ、3例とも本来の
言い方を使うという答えが7割を上回った
とある。

          調査結果 *Click!
           国語に関する世論調査  *Click!  
                       
文化庁のサイトによると、いわゆる「ら抜き言葉」とは可能の意味の
「見られる」「来られる」などを「見れる」「来れる」のような言い方のことで、
話し言葉の世界では昭和初期から現れ、戦後更に増加したものだという。
 
「ら抜き言葉」 を専ら可能の意味に用い、受身・自発・尊敬と区別することは
合理的とすること、「ら抜き言葉」の増加は可能表現の体系的な変化であり、
話し言葉では認めてもよいのではという考え方もある。
だが、この言い方は現時点ではなお共通語においては誤りとされ、少なくとも
新聞などではほとんど用いられていない。


この20年の間に「ら抜き言葉」を使う人が2割増えたということになるが、
テレビやラジオ、街でもこの「ら抜きことば」をよく耳にする割にはこの数字は
少ないようにも思う。もっとも書き言葉では、この数字はさらに減るのでは?
「ら抜き言葉」の方がリズムやスピード感があってよいとする声もあるとのこと。

ネット用語としては、「誤入力から発生したとされる表現」として定着した表現に
ついても調査している。「OK」を「おけ」や「おk」、「UP」を「うp」などの表現を
「見たことがある」と人は41.4%、「使ったことがある」は9.7%となったという。
りんりんとラインを始めたころ、「おけ」という2文字で返事がきたことがあった。
何を意味するのか分からずに訊ねたことがあった。
「渋谷なう」や「勉強なう」といった「なう(now)」の使い方はわからなくもない。
「渋谷わず」は「渋谷に行った」という意味らしい。

        なう
                 りんりんから

それにしても、「うp」が動画をUP(アップロード)する意味だったり、入浴のため
(ネットから)離脱することを「フロリダ」といったり、ネット用語には驚くばかり。
今まで使ったことはないし、これからも使うことはないだろう。

                          
        (^∇^)ノ  (^-^)/  \(^o^)/  (^∇^)  w(゚o゚)w

絵文字は今や幅広い世代に浸透している。56%が「絵文字を使う」と回答。
30歳代は86%を超え、16~19歳、20歳代、40歳代も8割に近いという。
ほんのたまに♡や♪は使う程度だが、60歳代はどうなのだろう。
つれづれ

健康を祝して「乾杯!」

2016年10月02日
半年ぶりの桂花会の同窓会には、闘病中のO氏が参加された。
数年間、お昼に銀座で集まっていた会だが、Sさんのご主人が店を出された
昨年の暮れからは夜の集まりとなった。    (今年も残りわずか・・・

この日、あいにく午後から胃が痛み出したが、O氏が見えることになっている。
せめてお顔だけでもと出かけた。駅を出ると雨のせいか5時なのに暗い。
3度目の道だが、こんなに遠かったかと心細くなる。店に着くと皆揃っていた。

O氏の姿が目に入った。思っていたよりはるかにお元気で嬉しかった。
飲み放題はやめて、温かいお茶で乾杯。柳蛸の刺身、レタスのオイスター炒め、
黒酢の酢豚 メバルあんかけなど少しずつだがすべていただいた。

    乾杯
             お茶で乾杯! Fさんは焼酎で・・・

10年以上前、沈老師の中国語講座で、O氏がシルクロードを旅した話を
されたことがある。昔入院されていたとき、シルクロードのことをラジオできき、
必ず自分も行くと決めたそうだ。退院後、念願の旅が実現した。

今回は、治ったら古文書研究のつづきもしたいし、K氏とゴルフができたら・・・
と笑うO氏。前向きで安心した。
O氏だけでなく、ゴルフに夢中のK氏、ペースメーカーを左胸にケーターイを
右ポケットに飛び回るM氏など、なぜか男性5人は皆それぞれ、何度かの入院、
闘病を経験されている。健康の有難さをわかるからこそ、中国語に、ゴルフに、
手話に、太極拳にと、毎日を活き活きと過ごせるのかもしれない。

   麻婆豆腐

最後のシメ、料理長の麻婆豆腐はしっかりといただいた。やはり絶品!
胃のことはすっかり忘れていた。次は来年1月、飲み放題も今から楽しみだ。
中国・中国の旅
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