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ガジュマルの下で

2020年05月04日
今日は「みどりの日」。もともと1985年に祝日法が改正されて制定された「国民の休日」だったが、4月29日の「みどりの日」が「昭和の日」に変更なったためこの日が「みどりの日」となった。「自然にしたしむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」ことを趣旨とする。

先月から録画を始めてコロナ騒ぎで暗くなった心をリセットするために観ることにした。その中のお気に入りは「巨樹」に関する番組。中でも『巨樹は語る はるかないのちの物語』(NHK BSプレミアム)は何度みても飽きない。

初回放送は2005年、愛知県で開催された「愛・地球博」に連動した番組。日本をはじめ、米国、中国、マダガスカル、メキシコなど、世界各地にある巨樹にまつわる物語。楳図かずお、忌野清志郎などの旅人たちが訪ね歩き、はるかな時間を生き続けてきた巨樹を通じて森と人との関係を模索する。
ケヤキの巨樹の下で中学校の生徒たちに「樹の物語」を語る若き日の樹木希林が姿が印象的だった。

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「第一章 世界のはじまりに樹があった」ではアフリカ マダガスカル島のバオバブが登場した。(バオバブの樹
「第二章 果てしなく生きつづける樹」    アメリカ  ブリッスル コーンパイン
「第三章 巨樹は悲しい歴史を目撃した」 オーストラリア  プリズンツリー(バオバブ)
「第四章 失われた心のなかの゛森″」  イギリス  オーク
「第五章 むかし むかし 樹も人も 幸せに暮らしていた」 日本 カヤ (カヤの巨樹の物語)  

第六章は「木陰にユートピアをみつけた」で、中国雲南省の平坡(ピンポー)村のガジュマルの話。旅人はアートディレクターの浅羽克己氏。

雲南省は生れて初めて訪れた外国、30年も前のこと。主に少数民族を訪ねるスケッチ旅だったので、平坡村を訪れることはなかったが、雲南省というだけで懐かしかった。

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      雲南省ヤンビ県ピンボー村
 
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          ガジュマル

千年前、村が開かれたころに植えられたと伝わる。ガジュマルは、イチジクの仲間だという。
太い幹、枝の端から端までは30m以上もある。

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         「一木をもって林となる」 
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        ガジュマルの下の浅羽氏

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「情樹」といわれるこの樹の下は人々の憩いの場。結婚、子どもの名付け、野辺の送りなどもこの樹の下で行われるという。

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松、杉、胡桃、栗などが建材や炭の材料として伐られていった中、「情樹」は無用の大木として残ることになったという。
鉢植えの観葉植物としてのガジュマルしかみたことがなかった。
ちなみに日本では、沖永良部島には樹齢120年の日本一大きなガジュマルがあるという。
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