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「茶馬古道」 Ⅵ

2020年05月21日
「茶馬古道」の空旅はつづく。(茶馬古道 Ⅱ茶馬古道 Ⅲ茶馬古道 Ⅳ茶馬古道 Ⅴ

雲南の地は古くから中国とインドを結ぶ西南シルクロードが通る重要な交易路。
7世紀から902年までつづいた雲南最初の王国 南紹国はチベット、ビルマ系の人々が建国した。

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             大理へ

大理 巍山県南紹鎮  彜(イ)族
茶馬古道はシーサンパンナから大理を経て北へ向かう茶馬古道が通過している宿場街の一つ。

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かつてチベットのキャラバンが泊まったという宿の主は95歳。当時の思い出を語った。

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キャラバンが連れていた4頭の番犬、怖くて誰も近寄れなかったという。キャラバンの医者が霊芝草など99種の薬草で息子の眼を治してくれたことから、この女性はチベット医学を学んだという。霊芝草は今あるだけで、もう手に入らなくなったという。それを「人間への罰だよ。神様が取り上げてしまったのさ」と嘆く姿が印象に残っている。

ジンギスハンの孫クビライは、南征の一環として大理国を攻めるために洱海を渡ったという。
大理は金の採掘量が大きかったからというが、亜熱帯の気候や地形、兵士たちの犠牲は大きかったとか。

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         洱海  南北40km 東西8kmの湖
 
大理市 石畳の美しい街    白(ペー)族
建築の美術館ともいえる大商人の屋敷が残り、かつてぺー族の王が外交官に振舞った「三道茶」を味わうことができる。

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               白族

「好茶在苦涩之后会有回甘」(良いお茶は苦味・渋味がありながらも甘みを含んだ余韻が残る)。「一苦二甜三回味」(苦味、甘み、後味を楽しむ)と言われるが、三種類のお茶を淹れて、人が一生のうちに経験する「三つの境地」を表現していると言われる「三道茶」。 
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             三道茶  
   苦茶   茶葉のみで香りと苦味を味わう目覚めの茶 
   甜茶   茶葉 白砂糖 黒砂糖 クルミ ドライクリーム  甘くて香りがよい
   回味茶  茶葉 ハチミツ 生姜 シナモン 花椒  甘み、酸味、苦味、辛味の味わいが混ざり合い、疲れを癒し、食欲増進 

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          ハチミツを入れる 回味茶
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          苦茶      甜茶      回味茶 
中国・中国の旅
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