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「茶馬古道」 Ⅷ

2020年05月23日
麗江古城はかつて少数民族の納西(ナシ)族王都。ナシ族のほかにリス族、プミ族、ペー族、イ族が居住し、漢族より少数民族人口の多い地域となっている。

1996年の大地震で大きな被害を受けたが、翌年の古城区の麗江古城の旧市街の世界遺産への登録などを契機に復興が進められた。4年ほどで地震被害はほぼ修復されたうえ、古すぎた建物も修復された。(茶馬古道 Ⅱ茶馬古道 Ⅲ茶馬古道 Ⅳ茶馬古道 Ⅴ茶馬古道 Ⅵ茶馬古道 Ⅶ

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              納西古楽

麗江には3つの世界遺産がある。玉龍雪山(世界自然遺産)、麗江古城(世界文化遺産)、そして古代ナシ族の象形文字「東巴文字が「世界記録遺産(記憶遺産)」に指定されている。
   
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            東巴文字

ナシ族に伝わる、象形文字の一種で、ナシ語の表記に用い、異体字を除くと約1400の単字からなり、語彙は豊富、形や色の決まりがある。現在、世界で唯一の「生きた象形文字」とされる。

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麗江のお土産に直径20cmくらいの木製の飾皿を選んだ。当時はそれぞれの文字が何を表しているか教えてもらったはずだが、今やわからない。最初に訪れた雲南省の旅の想い出として部屋に飾っている。

長江に沿って茶馬古道はつづく。麗江市街から北へ60km、金沙江(長江上流)の本流にある「虎跳峡」の川幅は最も狭まった部分は約30mほどしかない。

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            虎跳峡

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ダライラマ5世により建てられた寺院には700人の僧侶たちが生活している。遊牧民族の住む海抜の高い(標高1200m)草原では茶の木は育たない。
可搬性に優れた黒茶を固めた磚茶(団茶)を4つに割って、大きな袋に入れて煎じる。固形化したヤクの乳から作られたヤクバターと岩塩を加え、攪拌する。
        
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          黒茶を固めた磚茶
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            バター茶

三千年前から存在した「もう一つのシルクロード」といわれる交易路「茶馬古道」は、別名「西のシルクロード」とも呼ばれ、その起源はシルクロードよりも千年も昔に遡ると言われている。
雲南のシーサンパンナの樹齢800年の樹から摘まれた茶葉は、発酵され、固められて馬に乗せられて茶馬古道を運ばれた。

『空旅中国 茶馬古道』の旅はチベットの寺院で終わるが、「茶馬古道」はラサまで千数百kmつづいた。ラサからネパールへ、さらにインドへ。
中国・中国の旅
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